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サイト構築 投稿日:2017.01.20

2016年にサービス終了したEC系サービス

EC業界は新サービスの流行などによって移り変わりが激しく、たったの数年でユーザーが利用するプラットホームが変わってしまうことも稀ではありません。
2016年にサービス停止に踏み切ったEC系のサービスをまとめてみました。

楽天(海外)

東南アジアから撤退 2016/3/1

ヨーロッパから撤退 2016/8/31

楽天株式会社は3月にシンガポール、タイ、インドネシア、マレーシア、8月にイギリス、スペイン、オーストリアのマーケットプレイスを閉鎖し撤退しました。

東南アジアではすでに既存のECモールやマーケットプレイスがシェアを占めており、またヨーロッパにおいてもAmazonを中心とする競合他社のシェアを奪えなかったことが撤退を決めさせた模様です。
ECとクレジットカードやポイント還元のサービスで囲い込みをする国内の戦い方や、日本特有のマーケットプレイスなどが現地で受け入れられにくかったり、クレジットカードの認可の問題なども要因となっているようです。

2017年現在、楽天の海外での展開は台湾、フランス、ドイツのみで、依然として国内での売り上げに依存する形となっています。

逆に楽天はアメリカやブラジル、東南アジアの各地域においては、ECのビジネスモデルの大きな転換を発表しており、特に上記の東南アジアにおいては、今後大きく発展する可能性のあるフリマアプリ「ラクマ」に注力する方針を固めているようです。

国内でのフリマアプリ市場では、メルカリが大きくシェア獲得しており、ラクマはFrilを買収して勢いをつけたいところです。
国内での動向から、楽天は海外のフリマアプリのシェアを先行して取りに行きたいと考えているのでしょう。

楽天(国内)

楽天オークション終了 2016/10/31

楽天株式会社と株式会社NTTドコモの共同出資で2006年11月からサービスを開始した楽天オークションですが、Yahoo!が運営するヤフオク!に隠れて大きくシェアを伸ばしきれなかったことと、個人間取引のプラットホームがオークションよりもフリマアプリに移行していることから、楽天オークションを閉めてフリマアプリ「ラクマ」に注力していくようです。
Frilを買収したことも国内シェアを狙う意向が伝わってきます。

Amazon

送料無料サービス終了 2016/4/6

もともと期間限定サービスとしていた送料無料サービスを4月6日に終了し、2,000円未満の商品に350円の送料を課すようになりました。
Amazonプライム会員は送料無料なので、プライムでーやサイバーマンデーなどを通して、Amazonプライム会員へのランクアップを推し進めているようです。
6年半もの期間、送料無料サービスだったので、ユーザーの認識としてはAmazonは送料無料のイメージが定着していましたが、それまでの期間で十分な顧客の囲い込みができていたので、今回の非プライム会員の送料有料化に踏み切ったと見えます。
また、プライム会員の会員数を大幅に伸ばして、第二段階のサービスの展開を考えているのかもしれません。

LINE

LINEMALL終了 2016/5/31

2013年にサービス開始したLINEMALLは、開始当時こそ圧倒的なユーザー数をもつLINEのサービスとして話題になりましたが、メルカリやFrilにシェアで大きく差をつけられ、撤退を余儀なくなれたようです。

Webpay終了 2017/5/31

WebpayはLINEの子会社ウェブペイ株式会社のオンライン決済サービスで、2015年2月に買収してわずか1年半で終了となりました。
LINEWOW、LINEMALLも数年で撤退となり、LINE株式会社のビジネスの見切りの速さが伺えます。

ドコモ

dクリエイターズ終了 2016/6/28

2013年5月にサービス開始したハンドメイドのマーケットECプラットホームで、2010年ごろからユーザーが増えてきていたサービスで、既存の競合が手強かったことと、前述のフリマアプリに押されて終了を余儀なくされました。

楽天の海外縮小と国内フリマアプリの隆盛

2016年は国内ECモールで大きなシェアを占めている楽天の海外での縮小と、フリマアプリの隆盛による上位シェア以外の脱落を目立ちました。

また、Amazonにおいては、今まで楽天で見られたような大規模セールやタイムセールなど、ECモールのユーザーを獲得しに来ているような動きもあり、これからも注意深く動向を見ていく必要があります。

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