運営 公開日:2016.06.29

SNSの有効活用と広告プロモーション

FacebookやTwitter、Instagramなど俗に言うSNS(Social Networking Service – ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が、ここ数年でWEBプロモーションの一端を担うような重要な存在になってきています。
SNSの重要性を知る上で、まずは無料のSNS活用と、有料のSNS広告活用に分けてそれぞれ見ていきましょう。

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無料でSNSを有効活用するメリット

基本的にSNSの企業アカウントを作成しても運用に関しては費用がかからないのが、SNSを有効活用する上で重要な部分と言えますが、ではどのような目的でSNSを活用できるかをご紹介します。

SNS活用で既存顧客の囲い込み、ブランディング

SNSを活用して定期的にメッセージを投稿していくことで、サイトへの訪問頻度が増えたり、既存顧客に親近感を持ってもらいやすくなるので、効率よく優良顧客化を図れます。

SNS活用で既存顧客の周辺ユーザーへ派生効果を図る

SNSでのいいね!やシェア、リツイートなどによって投稿が広まれば、既存顧客の周辺ユーザーにも告知ができるので、無料で新規アクセスを獲得できます。

SNS広告を使った有料プロモーションのメリット

ほんの数年前まではあまり通販のプロモーションには使えないイメージだったSNS広告ですが、近年のシステムアップデートなどによって、より効果的な配信が可能となり、リスティング広告の効果に引けをとらないほどの媒体に成長してきました。

SNSはユーザーの絞り込み精度が高い

SNSは登録時に、性別や年齢、地域などを必ず入力するので、その他のディスプレイ型広告に比べて、絞り込み機能の精度が高く、無駄な配信が少ないので、コストが削減しやすい傾向にあります。

SNSは広告からのバイラル効果が高い

通常のディスプレイ型広告に比べて、SNSでのいいね!やシェア、リツイートによって、広告配信に付随して、広告以外で告知が広がっていく要素が多くあるので、SNS広告は大変お得な広告と言えます。

SNSの広告媒体と訴求内容について

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それぞれのSNSによって媒体特性があるので、それに合わせた素材で配信することで、より効果的なSNS広告の運用ができます。

Facebook広告

実名登録が条件となっているため、ユーザー属性の絞り込み精度が高く、比較的効果を上げやすいSNS広告です。
また、あまり広告要素の強い広告素材で直接自社サイトへリンクするよりも、シンプルな広告素材からのリンクで、訴求商品を取り上げたニュース記事を読ませるサイトを経由させるなど、広告を感じさせないような訴求で効果が実証されてきています。

Twitter広告

Facebookに比べると匿名性が高く、ユーザー属性の絞り込みは精度が低いですが、リツイートなどでの広がりが期待できるので、うまく運用することで、爆発的な効果が生まれることがあるSNS広告です。
過去のツイートワードに対する指定配信や、競合他社アカウントフォロワーへの配信などもできます。

Instagram広告

その他のSNS広告に比べてまだまだ広告要素が少なく、基本的に綺麗な画像が並んでいる中に広告が入るので、Facebook広告以上に広告要素をなくした素材にて訴求が求められます。
Facebook広告の管理画面からも配信ができるので、個別に配信を行い、分けてデータを見ることができます。

SNS広告で効果の上がりやすい配信方法

SNS広告で重要になってくるのは、媒体に加えて配信方法の選定です。
手堅くコンバージョンが見込めるサイト訪問者へのリターゲティング配信に加えて、SNS広告ではユーザー属性を絞ったオーディエンス配信でも反応がいい場合が多く、リターゲティング配信とオーディエンス配信(属性の絞り込み)を平行して配信している広告主が増えています。

その他、自社Facebookページへの「いいね!」をしているユーザーの友達のみに絞ったり、または競合アカウントのフォロワーに配信するなどと言った、それぞれの媒体の特徴を活かした配信方法もあるので、また追ってご紹介します。

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