万年筆_執筆
サイト構築 コピーライティング 公開日:2018.01.26

売れるコピーを作るライティングテクニック基礎講座

ECサイトに関わらず、効果的なWebサイトの運用に必要になってくるコピーライティングのスキル。短いフレーズの中に、論理的&印象的な言葉を詰め込んだコピーは思わずクリックをしたくなるものです。
また近年ではSEOだけでなくSNSなどでの言葉を使ったコミュニケーションが活発化していて、コピーやテキスト、つまり言葉による表現はさらにその重要性を増してきています。

しかし、いざ自分でコピーを書いてみようと思うとなかなか難しいもの。中には「コピーどころか普通の記事や文章だって書けないよ」なんていうWeb担当者さんもいるかもしれません。

今回は、そんなコピーライティング&テキストライティングの初心者に向けたコピーライティングの基礎のお話。コピーとはどんなものか、またどうやったら効果的で魅力的な言葉を紡ぐ言葉できるのか、詳しくお話していきます。

各種コンバージョンタグの設置

Webの運営をしていると何度となく聞く、キャッチコピーやコピーという言葉。 そもそも、キャッチコピーとコピーってどう違うのでしょうか。

コピーとは、広告に掲載される宣伝文全般のことを指します。キャッチコピーはコピーのうち、読み手の心を「キャッチ」する役割を持ったもの。英語ではキャッチフレーズ・ヘッドラインとも呼ばれます。つまり、キャッチコピーは数あるコピーの中の要素のひとつなのです。
そのほかにも、コピーの種類は存在します。例えば…

■リードコピー:いわゆる「見出し」です。文章の内容を要約して短いフレーズで伝えるコピーです。この文章段落でいうと「コピー(キャッチコピー)ってどんなもの?」が該当します。長い文章を読み込む前に、この文章の塊が何を紹介しようとしているのかを一目で分からせる役割をもっています。

 

■ボディコピー:キャッチコピーやリードコピーが短いフレーズなのに対してボディコピーは、比較的長めの文章です。商品・製品説明や記事の本文がこれに該当します。

 

■サブコピー:キャッチフレーズなどを補足説明するためのコピーです。キャチコピーが短く印象的なものだったり、インパクトはあるものの説明力にかける場合などに添えることで、効果を発揮します。

 

ほかにも、商品の仕様を伝えるスペック、企業などの標語のスローガンなど、コピーの種類は実に多彩。ただし、大切なのはそれがどのような役割を持っているかを認識すること。読み手にどう読ませ、何を感じさせるか、それをリードしコントロールするのがコピーの魅力なのです。

売れるコピーを書くために、はじめに理解すべきこと

それぞれのコピーがもつ役割を理解したら、次に考えるとよいのは「何を書くべきか」ということ。印象的なコピーを書くために一定の文章力は必要ですが、それよりももっと大事なのは、「コピーは広告であり、広告はものを売るために存在する」という認識をもつことです。

私たちが日頃目にする大企業のキャッチコピーはインパクトが強く、短く、時に詩的なセンスに溢れています。しかし、Webサイトの広告をこれから書こうとするのであれば、こうした大企業のキャッチコピーを目指すのは得策とは言えません。

なぜなら大企業とはすでにブランディングが行われ、多くの人がその企業と商品の価値を知っているから。キャッチコピーを書き始めた時に多くの人が、こうした大企業を意識して、抽象的で文学的な文句を書いてしまいます。

人の心を動かす必要はあるもののキャッチコピーは小説ではありません。多くのWebサイトにおいて必要とされているのは、「あなたの打ち出す商品やサービスをまだ知らない人に紹介し、魅力を感じさせ、行動に移させる」ための言葉です。

これからコピーを書き始めるあなたに必要なのは、商品を知りその魅力を論理的に、時に読み手の心理を読み取りながら解説していくためのスキル。

次回以降はこのコピーライティングに必要な手法紹介していきます。

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