lastmile
運営 その他 更新日:2020.02.26

ラストマイル配送ってなに?今更聞けないラストワンマイルの意味と重要性について

「ラストマイル」もしくは「ラストワンマイル」という言葉をご存じでしょうか。これは、元々は通信業界で使われていた言葉ですが、ここ数年ではAmazon社の影響によって、配送業界で一般的に使用される用語となっています。

ですが、まだまだ「ラストマイル(ラストワンマイル)ってどういう意味?」と疑問に思われている方は少なくありません。

そこで、まずはラストマイルとはどのような意味なのか説明し、現状の課題や解決策についてご紹介します。

ラストマイルとは

「ラストマイル」もしくは「ラストワンマイル」は、どちらも同じ意味を指す言葉であり、英語では“Last one mile”と書きます。

マイルとは、主にアメリカ合衆国で使用されている長さの単位。マイルと一口に言っても複数ありますが、通常マイルと言えば「国際マイル」を指します。1(国際)マイルは1609.33メートルです。

以上から、「ラスト(ワン)マイル」とは「最後の(1)マイル」という意味になります。ですが、これは実際の距離について述べている訳ではありません。

冒頭でご紹介したように、ラストマイルとは元々通信業界で使用されていました。最寄りの基地局からユーザーの建物までの通信回線を「事業者とユーザーをつなぐ最後の区間」と捉え、実際の距離は関係なく、「ラストマイル」と呼んでいたのです。

この「事業者とユーザーをつなぐ最後の区間」という考え方が物流業界にも利用されるようになり、まずはネット通販大手のAmazon社が、「デリバリーセンターからユーザー指定のお届け先まで」の配送区分を、最後の配送区分として「ラストマイル」と呼ぶようになります。

このような配送区分についてのAmazonの呼称方法が、同業他社にも広がり、「ラストマイル配送」「ラストマイル物流」と広く使われるようになったのです。

ラストマイルの課題発生

ここ数十年で急速に広がったネットショッピングサイト。自宅で好きな時に好きなモノを購入でき、配送してもらえるサービスは、幅広い年齢層で活用されていることは言うまでもありません。

ですが、ネットショッピング普及に伴い配送、特に「ラストマイル」に関する課題が噴出しているのも事実です。

たとえば、繰り返される「再配達」問題。単身世帯や共働き世帯が多い地域では、再配達依頼が増加し、社会問題にまで発展しています。

また、送料無料が当たり前のように捉えられる風潮が、配送業界へのシワ寄せとなって様々な弊害を生む事態にもなっています。

そこで、最近ではこれらのようなラストマイル課題を解決しようと、他業種とともに新たな試みが行われているのです。

ラストマイル問題解消施策

ユーザーの自宅での受取りが難しく、再配達などが繰り返される問題を解決するために、ラストマイルの最終地点である受取り(配送)場所の選択肢が、広がりを見せています。

代表的なモノが「コンビニエンスストア」との提携による、ネットショッピングサイトからの受取りサービス。

コンビニなら全国展開と営業時間の長さが強みとなって、ユーザーの受取り指定が容易となり、配送業者にとっても再配達の負担が軽減されます。

その他、チェーン展開をしている店舗ならば、ネットショップで注文した商品を実店舗で受け取れるサービス、また特定の店舗購入の場合ならば、その店舗内の受け取りBOXに用意されている、といったサービスが広がっています。

ラストマイルが企業成長のキーに

以上から、ラストマイルの重要性がお分かりいただけたかと思います。

インターネットの普及が販売やマーケティングの流れを変えたと同様、物流に関しても大きな方向転換が迫られている昨今、ユーザーとの接点となるラストマイルをどのように(事業者とユーザーの)双方が快適にできるのかが、企業成長のキーにもなりうると言えるのではないでしょうか。

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