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サイト構築 公開日:2018.07.19

リピート通販の立ち上げに必要なものとイニシャルコスト

リピート通販を立ち上げる際に最も気になるのは、イニシャルコスト。

通販事業を始めるために必要となる費用は、商品や形態によってことなるものの、あらかじめ必要となるおおよその経費や用意すべきものがわかっていれば、安心して事業計画を立てられます。
今回は、リピート通販をはじめるに当たって用意しておきたいモノと費用についてお話しします。

リピート通販を行うために考慮すべきコストとは?

はじめに理解しておきたいのは、リピート通販を行うにあたってどのようなコストがかかってくるか。大まかに紹介すると


(1)製品製造コスト
(2)サイト設計・パッケージ制作などデザイン・企画費
(3)通販システム構築・利用料
(4)決済手数料
(5)物流コスト
(6)広告費
(7)人件費
(8)家賃・光熱費など

となります

それぞれの項目でどのくらいの費用を用意すべき!?

それぞれの項目の内訳とともに、おおよそどのくらいの費用を用意しておけば良いかを解説します。

製品製造コスト

製品製造コストに関しては、商品によって大きく異なります。 リピート通販に適しているモノの中より、便宜上化粧品を例に話を進めていきます。すでに化粧品の開発ができているものとして、おおよその製造単価を800 円とします。リピート通販を始める際に用意しておく個数は、1000〜2000個であると思われます。当然、一度に製造するロット数が大きければ製造コストは下がりますが、通販業を始めたばかりで在庫を抱えるリスクを避けるのであれば、現実的に考えてこの程度の数にしておく方が得策。 つまり、800円×1000〜2000個で、80万〜160万円の費用が必要です。 もちろんこれから商品を開発するという場合は、さらに開発費用が必要です。 今後は、売れ行きを見ながら商品の原価と製造個数の釣り合いを見て、追加製造を行いましょう。

サイト設計・パッケージ制作などデザイン・企画費

通販事業に欠かせないのはLP。制作会社に依頼すると考えた場合、30〜50万円程度が必要と考えましょう。 また、LPを作るにあたって、サプリメントや健康食品、化粧品などであれば薬事法に準じたライティング、さらにレスポンシブ対応によるスマートフォンでの閲覧最適化など、仕様によって価格帯は大きく異なります。 事前に制作会社と打ち合わせをしながら、仕様を決定しておきましょう。

パッケージや同梱するリーフレットなども制作会社に依頼する場合は、おおよそ30〜50万円。LPと一緒に行ってくれる制作会社がいれば、デザインの統一なども取れるため便利。こちらも、仕様や印刷加工によって費用は上下します。

通販システム構築・利用料

ネット状で通販をするために欠かせないのが、カートシステム。 カートシステムを提供している企業によって、機能や料金プランが異なりますが、おおよそ初期費用が1000〜5万円程度。さらに毎月利用料がかかる場合があります。

決済手数料

クレジット決済や後払いなどを導入する場合は、数千円〜数万円初期費用が必要となる場合も。 さらに、商品が購入された場合には1件につき3%程度の手数料、および情報処理費用が発生する場合があります。これらを踏まえて、10万円程度用意しておくことをおすすめします。

物流コスト

導入費用はかからないことがほとんど。送料に関してはお客様にお支払いただく形となります。ただし、商品の保管料などが必要となる場合は毎月1〜3万円ほどの費用が必要となる場合があります。

広告費用 

リピート通販は、経費の回収に時間がかかるビジネスモデルであるため広告費用は、長期的な視野で用意しておくことがおすすめです。30万円程度から上は無制限。 広告の制作費とともに、出稿先も事前によく検討して資金計画を立てておきましょう。

人件費

事業を始めるにあたって人を動かす場合は、人的なコストがかかります。 事業規模に合わせてどのくらいの人を雇い動かすかによって費用は大きく異なります。

家賃・光熱費・電話使用料

事務所を設ける場合、また問い合わせに対応する場合など、諸経費が必要です。

リピート通販立ち上げに必要な費用はおおよそ250万円〜

上記のような必要経費を計算すると250〜350万円程度の費用が必要となります。ただし、広告の出稿計画などによってはさらに多くの費用が必要になります。 まずは、必要となるモノとみなさんのビジネスモデルを照らし合わせながら、資金調達を行ってください。

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