売れる商品
運営 公開日:2019.07.19

ネットショップで売れる商品の特徴とは?EC初心者でも潜在顧客を呼び寄せる商材紹介

2019年現在、EC業界全体の売上高(流通額)は過去最大となっており、既存から新規参入まで、多数のネットショップが乱立している状態です。

幅広い年代におけるスマートフォンの普及や、Facebook・インスタグラムをはじめとするSNSを活用したマーケティング手法の広がり、また越境ECのハードルが下がりつつあることに比例しての市場拡大など、様々な要因が重なり、これからもEC業界は大きな盛り上がりを見せることが予想されます。

ですが、どのような商品であってもネットショップを開設すれば顧客がどんどんとやってきて(場合によっては実店舗以上に)売れる、と言えるかどうかは疑問が残りますよね。

そこでここでは、一般的にどのような特徴を持つ商品ならば「ネットショップで売れやすい」のかを、ご説明します。

かさばる消耗品・日用品

消耗品であり、なおかつ日用品である商品は、ネットショップで購入されやすい傾向にあります。

特に店舗から持って帰るのに大変な、重量・嵩(かさ)のあるモノは、ネットで購入して自宅まで届けてもらうほうが便利なため、持ち帰り方法に迷う実店舗よりも購入のハードルが下がりやすいとも言えるのです。

また消耗品であることから、必ず定期的に購入するために、リピーターになってもらえやすくもあります。

ただし、取り扱い店舗が限られた特別な商品でない限り、ユーザーは「価格」で購入店舗を選ぶことが多いため、他店舗よりも安い価格設定をしないといけません。

そのほか、送料無料などの特典をそろえておく必要もあります。

■商品例
・飲料水、お茶などのペットボトルのケース売り
・トイレットペーパー
・洗剤類
・ペットフード、ペット用品
・お米

健康食品・サプリメント・化粧品

「かさばる消耗品・日用品」と同じく、気に入れば定期的に購入してもらいやすくなるのが、「健康食品・サプリメント」系。また女性ユーザーに特に多いのが、スキンケアを含む「化粧品」です。

これらは継続して使い続けることで効果が発揮される商品のため、価格以上に「体に合うかどうか」が重視されます。ですが品質に自信があるのならば、ネットショップ独自の定期コースを設けて、リピーター獲得を目指してみてはいかがでしょうか。

人に見られたくないアイテム

ある商品を実店舗でじっくりと選んで購入している姿を誰にも見られたくない、と感じる人は少なくありません。

身体的なコンプレックスを解消するアイテムや下着などは、商品や店舗を気に入ればリピーターになってくれる確率も高いため、ネットショップでこそ販売するのに向いているとも言えます。

■商品例
・育毛、薄毛対策アイテム
・脱毛、除毛アイテム
・下着

限定が売りの商品

実店舗ではなかなか見つけられない、期間限定や点数限定などの「限定」が売りの商品は、「ネット検索で見つけたらすぐに購入する」というユーザーの動きを作りやすいため、ネットショップでの取り扱いに向いています。

扱う商品の一部を限定品にしておくことで、他の通常商品の「ついで買い」も誘導し、店舗自体のリピーターになってもらうようにするとベストです。

専門性のある商品

いわゆるニッチな専門分野の商品の場合、潜在顧客をネット検索から掘り起こすことができるため、ネットショップでこそ売れる商品とも言えます。

専門性があれば業務用から家庭用まで対象は幅広く、競合店舗が少なければ、価格は多少高額であっても購入される率も高く予想できます。

コスパ高の子供服

グングンと成長する子どもの服はすぐに買い換えないといけないため、ネットショップでお求めやすい価格で購入するユーザーが増えてきています。

ただし競合店舗も多いため、新規参入するとなれば、ポイントは「コスパ(コストパフォーマンス)が高い」ことに。

とはいえ価格が安いだけでは「選ばれる店舗」にはなれないため、デザインや機能性にプラスアルファを加えた商品を揃えることで、価格の安さ以上の付加価値をつける必要があります。

ネットショップで売れる商品を見極めて

これからネットショップを始めようという方から、すでにネットショップを運営しているがさらに売上増を狙いたい方まで、ネットショップで売れる商品のポイントをお分かり頂けたかと思います。

EC業界はこれからも成長し、需要と供給ともに拡大していくと予測されます。そのため取り扱う商品を何らかの形で他店舗と差別化し、多くのユーザーから支持されるネットショップづくりを目指しみてはいかがでしょうか!

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