CVR対策!チャット型の購入フォームのトレンド紹介!
EC事業者の共通の悩みとして、「サイトに訪問してくれるが商品を購入しない」「カートに入れるまでいったが商品を購入しない」「購入フォームを調整してみたけど購入しない」といった、いろいろな施策をうっているのに購入にまで至らないといったケースが多くあります。
そこでここでは、購入に至るまでのCVに関する悩みを解決するかもしれない、チャット型の購入フォームに関するトレンドをご紹介します。
チャット型の購入フォームとは何か
「チャット型の購入フォーム」とは、文字通り、チャットのようなデザインとステップで、購入に必要な情報を順番に入力するフォームのこと。
例えば「お名前を入力してください」とポップアップされて後に名前情報を入れ、もし入力ルールと違っていたら「〇〇に間違いがあります。〇〇のように訂正してください」とすぐにレスポンスがあります。
既存の購入フォームは全ての情報を入れた後に間違いが指摘されて入力し直さないといけないことがあり、この段階で離脱してしまうユーザーが少なくありません。
しかしチャット型にすることで、間違いをすぐ修正することができ、離脱を抑えることが出来るのです。
なぜチャット型が良いのか
チャット型の利点は複合的ですが、そのひとつとして「チャット形式に慣れているユーザーの入力を促進」することが挙げられます。
理由は、特に若いユーザーがコミュニケーションツールなどで日常的にチャットを用いていることから、チャット型だと入力デザインに親しみを持ち、気軽に入力できるため。また、この「気軽に打ち込める」というところが一部購入につながることになります。
背景として、昨今では携帯を見ながら「ながら買い」をするユーザーが増えており、この傾向は特に若年層に多く見受けられます。
前述の通り、これらのユーザーはチャット形式の入力に慣れており、購入フォームがチャット形式であると、気軽に入力でき購入につながるのです。
これが既存の購入フォームであった場合、離脱する可能性が高くなるとされています。
さらに、購買に関わる利点として、チャット型だとアップセルしやすいという利点があります。購買確認画面で別商品をレコメンドすると、チャット型の場合、読み飛ばすことが出来ず確実に目に留まります。
この方法により、ユーザーはより商品を購入しやすくなるのです。
チャット型のトレンド
現在のトレンドはチャット型の購入フォームに合わせて、商品検索や閲覧まで、すべてチャットフォームで済ませてしまうといった「完結型」となっています。
2022年07月Instagramを運営するMetaが、Instagramのチャットから企業と商品に関するやり取りを直接行うことができる機能を導入したことを発表しました。
これは商品確認から購入までを一気通貫できるため注目を集めています。
また、チャット型対話フォームから購入フォーム、決済システムまで搭載したサービスも現れてきており、サービス提供社の調べでは商品購入率も上がる傾向にあると発表されています。
そして、厳密にはチャット型ではありませんが、Twitter社も同サービス上でのダイレクトに商品を売り買いできるサービスを始めることを発表しており、現在の顧客ニーズが、より使い慣れたツールや方法での購入が促進されていくことが予測されます。
CVR改善に導入を検討してみては?
日々変化していく顧客ニーズにおいて、ECでの購入といった観点では、携帯を利用したチャットベースがメインになってきているかもしれません。
もちろん扱う商品や顧客層で異なる場合もありますが、CVRに悩むEC事業者の方々は一度検討してみてはいかがでしょうか。
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