スマホサイト構築の考え方
スマホからのアクセスがPCを上回って久しいですが、その間に進化してきたスマホサイトならではの見せ方をいくつかご紹介します。
スマホサイトのユーザービリティを上げるポイント
スマホサイト構築のポイント① まず文字サイズを大きく
PCやタブレットと比べて、スマホの画面は大変小さく、スマホでPC用のサイトを見たことがある方ならご存知かと思いますが、文字がとても小さく拡大しないと読めない状態です。 スマホサイトを構築するにあたっては、まず最低限文字が読めるように、スマホサイトのバナーの文字や画像文字などもPCより大きめに作成します。
スマホサイト構築のポイント② クリックできる部分は大きめに押しやすく
使い勝手の悪いスマホサイトで感じる一番大きなストレスの要因は、クリックできる部分が小さかったり、隣のクリックと距離が近かったりして、指でのクリックがしにくいことがあげられます。
スマホサイトでボタンを設置する場合はできるだけ隣接が少ないようにスペースに配慮したり、クリックできる部分をわかりやすく目立たせてあげることで、スマホサイトのユーザービリティはかなり改善します。
スマホサイト構築のポイント③ ページをまたぐよりも1ページ内に収める
スマホはページをまたぐことで読み込みに時間がかかります。逆にスマホサイトはPCに比べるとページの縦スクロールに対してはストレスが少ない傾向にあるので、スマホサイトでは長いコンテンツでもできるだけ1ページに収めて、ページをまたがせない方が、離脱が少なくなります。
スマホサイト構築のポイント④ フリックスライドで画像を見やすく
画像やバナーの羅列もフリックスライドなら圧迫感が少なく、少ないスペースで多くの情報を発信できます。
スマホサイトでは流し見させたいコンテンツなどはスライドで、逆に重要なコンテンツや一番見せたいバナーなどは固定しておいた方が効果的です。
スマホサイト構築のポイント⑤ クリックでメニューの出し入れ
SNSでもよくみられますが、スマホサイトでは固定メニューなどをボタンで出し入れさせたりすることで、少ないスペースでコンテンツとメニューそれぞれを見やすく表示することができます。
スマホサイト構築のポイント⑤ 重要なメニューはブラウザに固定
特にECのスマホサイトなどではカートを見るボタンや、カートに入れるボタンをブラウザに固定して、どこにいてもクリックできるようにすることで、スマホサイトの購入率を高めています。
いろんなECのスマホサイトを見てみましょう
最近ではほとんどのECサイトがスマホ専用のスマホサイトを制作しているので、自身でスマホサイトを制作する際にも、いろんなECのスマホサイトを実際にスマホで見てみることで、新しい発見や参考になる部分が多々あると思います。
以前はスマホ自体の読み込みスピードや通信速度に左右される部分がありましたが、現在はスマホの性能が上がり、結構な容量でも問題なく読み込めるので、スマホサイトでもPCサイトと変わらないほどのコンテンツ量のサイトが増えてきています。
ショッピングカートによってスマホサイトのユーザービリティに格段の差
ショッピングカートによっては大手のものであっても、スマホサイトのカートページのユーザービリティが低く、頻繁にカート落ちが発生しそうなページが見受けられます。
逆にスマホサイト構築に注力しているショッピングカートは入力フォームやページ構成もよく考えて設計されているので、売り上げが大きく変わってくると考えられます。
ショッピングカートを選択する際は、必ずスマホサイトのカートページのユーザービリティを確認してから、契約するようにしましょう。