ブランディングの重要性!ファンを獲得するための心揺さぶる企業キャッチコピー事例を紹介
モノや情報があふれ、流行が次々と生まれては消えていく現代において、「ブランディング」は生き残りをかけた最も重要なマーケティング戦略のひとつと言えます。
ですが、これまでにあまりブランディングに重きを置いていなかった、もしくはブランディング自体の意味・目的をあまり理解できてない、という方も少なくないかもしれません。
そこでここでは、ブランディングがなぜマーケティングにおいて重要なのかを説明します。また、ブランディングの手段のひとつであるキャッチコピーに注目し、大手企業のキャッチコピーを参考事例としてご紹介します。
ブランディングとは
ブランディング(branding)とは、広義では「ブランドを競合他社と差別化し、一般消費者や顧客に広く認知させるためのマーケティング活動の一環」を指します。
ですが、単にブランドのマークや商品デザインをアピールすることだけが、ブランディングではありません。
ブランディングとは、一般消費者や顧客に対して、ブランドや企業の「見えない部分の価値」を認めてもらい、「顧客にとって付加価値のある存在」となることを指します。
「見えない部分の価値」を認めてもらえ、さらには「ブランドのファン」になってもらえれば、価格やスペックで競争する段階から脱することができ、LTVの高い優良顧客を長く獲得することができるようになります。
最終的に顧客の心をつかみ、「〇〇ならこのブランド・企業に限る!」「このブランド・企業の△△だから欲しい!」と思わせることこそが、ブランディングの目的なのです。
企業のキャッチコピー事例紹介
ではここからは、ブランディングのひとつである企業のキャッチコピーを参考事例としてご紹介します。
顧客に刺さるキャッチコピーのポイントとしては、
・伝えたいことを簡潔にまとめている
・客観的視点を持つ
・発見や驚きを想像させる
・オリジナリティがある
ことが重要です。では、早速見ていきましょう。
【株式会社ファーストリテイリング(ユニクロ)】
服を変え、常識を変え、世界を変えていく
【株式会社資生堂】
一瞬も一生も美しく
【マルハニチロ株式会社】
海といのちのみらいをつくる
【味の素株式会社】
Eat well, live well.
【キューピー株式会社】
愛は食卓にある。
【サッポロビール株式会社】
乾杯をもっとおいしく。
【カルピス株式会社】
カラダにピース。
【株式会社ツムラ】
自然と健康を科学する
【株式会社ベネッセコーポレーション】
「よく生きる」
【トヨタ自動車株式会社】
Drive Your Dreams.
【マツダ株式会社】
Be a Driver.
【清水建設株式会社】
子どもたちに誇れるしごとを。
【大成建設株式会社】
地図に残る仕事。
ブランディングが未来の地位を決定づける
企業単位でのブランディングにおけるキャッチコピー事例をご紹介しましたが、もちろん各ブランド、また各商品についてもキャッチコピーによるブランディングは、ファン獲得に向けて重要な手段の一つとなります。 競合他社に埋もれてしまわないように、自社や自社アイテムのブランディングをしっかりと行い、明確なメッセージがターゲット層に的確に届くようにしましょう!
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