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運営 公開日:2020.03.12

美容品事業者には必須資格?コスメコンシェルジュ認定のメリットとは!?

美容・化粧品関係のメディアやSNS上で、よく見かけるようになった用語に「コスメコンシェルジュ」が挙げられます。

とはいえ、「コスメコンシェルジュってなに?」と興味がありつつも有用性が判然としないため、資格取得に迷われている美容品事業者の方も少なくないかと思われます。

そこで、美容系のアイテムを扱っている、もしくはこれから扱う予定がある事業者の方にぜひ知っていただきたい、コスメコンシェルジュの基本的な情報をご紹介します。

コスメコンシェルジュとは

「コスメコンシェルジュ」とは、「日本化粧品検定協会」が認定している資格であり、「あらゆる肌悩みに対して最適な化粧品を選びだせるプロフェッショナル」(日本化粧品検定協会公式サイトより)を指します。

コスメコンシェルジュになるためには、まず(文部科学省が後援している)「日本化粧品検定1級」に合格する必要があります。その後、「日本化粧品検定協会」に入会し、コスメコンシェルジュ認定プログラムを受講すると、正式にコスメコンシェルジュの資格が認定され、認定証が発行されます。

コスメコンシェルジは化粧品のプロの証

コスメコンシェルジュになるための必須事項である「日本化粧品検定1級」では、基本的なコスメ(化粧品)の知識のみならず、化粧品に配合される成分や化粧品に関する歴史・法律に関する知識までも習得する必要があります。

そのため、「コスメコンシェルジュとして認定されている」ことは、端的に言えば「成分表示を読み取り、製品の内容をよく理解している化粧品のプロ」である証明となります。

実際、全国の美容サロンでコスメコンシェルジュが活躍しており、プロのメイクアップアーティストや美容ライター、また化粧品ブランドの代表者や開発担当者・カスタマーサポート担当者など、美容系の事業に関わる幅広い職種の方々がコスメコンシェルジュの資格を活用しています。

コスメコンシェルジュ認定のメリット

では、美容品を取り扱う美容品事業者にとって、コスメコンシェルジュの資格は必須でしょうか。その答えとしては、「できれば取得しておくほうが、消費者に信頼感を与えられる」と言えるでしょう。

もちろん、資格を取得していなくても、化粧品の知識が豊富な方はいらっしゃいます。しかし、特にECサイトでの販売が主な場合、ユーザーは商品の実物を試すことができないため、画像と文字情報でのみ商品の良し悪しを判断しなくてはいけません。

また、たとえばスキンケアに関して悩みがある場合、ユーザーは「確かな知識のある専門家」に相談したいと考えるのは当然のことです。

その際に、「コスメコンシェルジュ」という、第三者機関によって認定を受けている資格保有者の存在は、信頼感・安心感を与え、ひいては店舗やブランド、企業への信頼感にも繋がりやすくなります。

以上から、「コスメコンシェルジュの資格は必須」とまでは断定できないものの、やはり信頼・安心・実績を視覚化し、ユーザーに伝える手段としては有効であると判断できるのではないでしょうか。

化粧品のプロとして信頼されるために

コスメコンシェルジュになると、化粧品業界に関する最新情報を知ることができたり、化粧品関連の勉強会に参加できたりと、最新の知識を入手する機会が増えるメリットもあります。

資格取得だけが目的になってしまうと本末転倒になりかねませんが、化粧品のプロとして知識を磨き続け信頼を高めるためには、コスメコンシェルジュの資格取得を視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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