E-A-T
プロモーション 公開日:2021.05.21

SEO対策のE-A-Tとは?Googleが提言するユーザーに有益なコンテンツ作成に重要なポイント

WEBマーケティングを行う際に欠かせないのが「SEO対策」。検索される時に、「いかに該当サイト・記事ページを上位表示させるか」を目的とした対策を指し、「検索エンジン最適化」とも言います。

このSEO対策で欠かせないワードに、「E-A-T」があります。コンテンツマーケティングについて試行錯誤されているご担当者なら、頻繁に見る用語ではないでしょうか。

ここでは、SEO対策のなかでも「E-A-T」に注目し、ご説明します。

E-A-Tとは

「E-A-T」とは、「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の3つの用語の頭文字を取ったGoogle独自の造語です。

これら3つの用語は、検索エンジンの大手であるGoogleが作成している「検索品質評価ガイドライン」に書かれており、以下のように説明されています。

●E : メインコンテンツ作成者の専門性
●A : メインコンテンツ作成者、メインコンテンツ自体、ウェブサイトの権威性
●T : メインコンテンツ作成者、メインコンテンツ自体、ウェブサイトの信頼性

以上の説明は明確とまでは言えませんが、おおむねGoogleの検索エンジンは「特定の分野にて権威のある人が情報発信している、サイトに専門性があり信頼性の高いコンテンツを高評価する」という意味を指します。

WEB上には無数の記事が存在しますが、残念ながらその内容は玉石混交です。中にはまったく専門知識のない人が、根拠なく医療系の記事を執筆している、ということも否めません。

E-A-T導入前は、いわゆる低品質のコンテンツが氾濫し、上位表示されてしまうことが多々ありました。反対に、専門性のある信頼できる高品質なコンテンツが、上位表示されずに埋もれてしまっていたのです。

そのため、GoogleではE-A-Tという3要素を設けることでユーザーの利益を守り、誤った知識・情報を安易に広めないようにリスクヘッジをしている、と言えるでしょう。

では以下に、E-A-Tそれぞれについて、見ていきましょう。

Expertise(専門性)とは

「Expertise(専門性)」とは、「コンテンツ作成者自体の専門性(●●の専門家)」と「WEBサイト自体の専門性(●●に関するテーマに特化して作られているサイト)」の両方を意味しています。

そのため、たとえばスキンケアに関する記事であれば、「サイト全体がスキンケア・美容情報専門サイト」であり、かつ「美容皮膚科医」が執筆していれば、専門性があるサイトとして検索エンジンに高評価される(可能性が高い)ため、検索順位が上位を獲得できる、と判断できます。

Authoritativeness(権威性)とは

「Authoritativeness(権威性)」とは、「そのコンテンツの分野において権威(肩書、高い地位、知名度、資格など)がある人が情報を発信しているサイト」を意味します。

上述の「Expertise(専門性)」で挙げた例では、この権威性は「美容皮膚科医」となりますが、執筆者個人だけではなく、たとえば「医院・クリニックが運営するサイト」のように、サイト全体の権威性もまた対象となります。

Trustworthiness(信頼性)とは

「Trustworthiness(信頼性)」とは、「多くのユーザーにとってサイト・コンテンツが信頼されているサイト」を意味します。

たとえば、運営者情報が全く分からない場合、訪れたユーザーがそのサイトで発信されているコンテンツ情報が正しいのかどうか判断できず不安になります。

そのような不透明なサイトは信頼できないため、検索エンジンもまた評価をしないことになります。

E-A-TとYMYL

E-A-Tと類似の用語として「YMYL」があります。YMYLとは“Your Money or Your Life”の略語であり、「お金・金融・法律や健康・医療」に関する、人生に大きな影響を与える分野を指します。

このYMYLのテーマは、他の分野と比較して特にE-A-Tと密接に関係しており、YMYLにおいてE-A-Tが認められないとGoogleによって判断されれば、上位表示されることはかなり難しくなります。

ユーザーに有益な情報を提供しよう!

E-A-Tを重視する、と言うと、ハードルが高いように感じるかもしれません。ですが基本的には、ユーザーファーストの視点に立ち、ユーザーが満足のいく正しい情報を発信するコンテンツを作ることを心がければ、おのずとSEO対策が行えているはずです。

Googleが提言するように、「ユーザーに有益な情報を提供する」ことを第一にサイトを充実させて、上位表示をぜひ目指しましょう!

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