サイト構築 公開日:2018.05.28

LP(ランディングページ)を効果的に作るための基本構成

インターネット上で広告を打ち出す上で欠かせないものとなっているLP(ランディングページ)。LPは、インターネット上に掲出される、リスティング広告やリンクをクリックした際に、はじめに到着(ランディング)するwebページのこと。現在は、一つの商品やサービスを紹介し、購買へと誘導するページが主流となっています。LPが他のWebサイトと比べて優れている点は、流入元の広告やリンクに掲載している内容に合わせて、情報を整理して伝えられ、しかも1ページ完結型であるためユーザーの離脱を抑えられる点にあります。
LPは、情報の整理の仕方、伝える順序を理解すれば、インターネット上での商品・サービス販売や、情報訴求に大きな効果を発揮します。
では、その情報の整理の仕方、つまりページの構成方法はどのようにすべきなのでしょうか。

LPを構成する3つのパーツ

LPの構成や情報の並べ方は一つではありません。
ここでは、初めてLPを作成する方が、無理なくまた効果的に情報を訴求していくための基本的な構成方法をお伝えします。
LPの構成パーツはざっくりと分けると3つ。
ページの上から

①ファーストビュー
②ボディ
③クロージング

の順になります。

直帰回避の鍵はファーストビューにあり

ファーストビュー(1st view)はその名の通り、ユーザーがサイトを訪れてはじめに目にする部分のこと。スクロールをせずに、サイトの情報を見回せる程度の範囲を指します。ファーストビューで掲載すべき事柄は何よりも商品の端的な特徴。LPを訪れたユーザーは、明確に商品やサービスの利点を探しています。LPにたどり着いた時点でこれらの魅力がわからない場合、ページを閉じ離脱してしまう可能性があるのです。そのためファーストビューでは

①商品・サービスを象徴する画像
②商品の利点を端的に表現するキャッチコピー
③すぐに購入や利用を開始したい人が行動できるためのコンバージョンボタン

を盛り込むことをおすすめします。

ベネフィットの訴求で読み手の共感を掴むボディ

ファーストビューで興味を惹かれたユーザーは、さらに商品やサービスの具体的な内容を知るためにページをするロールします。
こうしたユーザーの想いに応え、その理解を深めるために用意する情報を掲載するのが2番目のボディ部分です。具体的に載せる内容としては

①商品やサービスを利用することでどのようないいことがあるのか(ベネフィット)
②成分表や製造工程の工夫、やサービスを提供する体制の情報など、商品やサービスのベネフィットはどのようにしてもたらされたのか(客観的な根拠)
③第三者(他のユーザーやメディア)のレビュー

ボディでは、「この商品・サービスを使ったらいいことがあるかも!」というユーザーの想い(ベネフィット)に客観的な根拠を与え、安心材料(レビュー)を紹介することで、想いを確信へと変えていくというストーリーを作っていく必要があります。

行動の動機付けを行うクロージング

ボディで商品やサービスに関して理解し、好意を持ったユーザーは購入やサービス利用に前向きとなります。この姿勢を後押しするのが、クロージングの部分。 具体的には

①アクションを起こすためのボタンや入力フォーム、電話番号などの情報
②商品の希少性を感じさせる情報(限定品、先着何名様に限り、サンプル無料プレゼント)

アクションを起こすためのフォームやボタンはできる限り簡潔なものとし、ユーザーが行動を起こしやすくするのがポイント。さらに、「今買えばお得ですよ」という煽りを入れることで、行動するための動機を支援することで、より成果につながりやすいLPが出来上がります。

LPは成長させていくことが大切

今回お話ししたのは、LP作りの基本の基本。 取り扱う商品やサービスの内容次第で、掲載する情報は調整していく必要があります。 さらに、「LPは作っておしまい」ではなくコンバージョンの達成状況や、ボタンのクリック数などを分析、LPの流入元のリスティング広告などとの連携を図りながら、より理想的な形へと成長させていくことが肝心。 本サイトで提供している、キャッチコピーの書き方やLPO(ランディングページ最適化)の情報を参考にしながら、あなたの商品・サービスを適切に、より多くのユーザーに届けられるLP作りを目指してみましょう。

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