EC事業者が押さえたいPinterestの機能!潜在顧客と出会えるPinterestのマーケティング機能とは
EC事業でのデジタルマーケティングについて日々頭を悩ますEC事業担当者にとって、新規ツール開拓は必須とも言えます。
そこでここでは、2020年10月より開始され、EC事業者による注目度を高めている「Pinterest(ピンタレスト)」のマーケティング機能についてご紹介します。
Pinterestとは
「Pinterest(ピンタレスト)」とは、毎月世界で4億人以上が利用する写真共有サービス。2010年よりサンフランシスコに本拠を置くPinterest, Inc.が運営・管理しているメディアです。
WEB上の画像・動画を保存(ピン)したり、それらの画像に関連のある、好みに合ったコンテンツが集まりやすくなったりするメリットがあります。
同じく画像を扱うInstagramは、自身の画像・情報を発信するためのツール。対してPinterestは、自分自身の情報収集のために画像を保存することができる「ビジュアル情報探索・発見(ディスカバリー)ツール」なのです。
国内利用者数は約870万人(2020年12月時点)、世界全体では4億4,400万人(2021年9月時点)と言われています。
ECマーケティングに使える機能
Pinterestにて表示されるコンテンツは、ユーザー1人ひとりの興味行動によってセグメントされているため、適したユーザー(=潜在顧客)に対して商品情報を効率的に届けることができます。
以下では、ECマーケティングに使える便利な機能を挙げます。
※日本ではまだ導入されていない機能がありますが、今後日本導入予定となっています。
【プロダクト(商品)タグ】
ピン内にて、購入可能な商品が自動的に識別されることで、ピンと同様の購入可能商品をユーザーに提示します。
【プロダクトピン】
無料ビジネスアカウントに登録すれば、自社のECサイトの商品画像が保存された時に、価格・在庫状況・商品タイトル・説明文などの商品情報を表示させることができ、リンクによってECサイトへ誘導することができます。
【カタログのアップデート機能】
元々のカタログ機能に関して、管理画面がより使いやすくなり、カタログのアップロード、ショッピング広告の有効化、より早いカタログフィードの取得などが可能となりました。
【ショップタブ】
フォロワーがブランドのページをスクロールするだけで全商品を確認(ブランドのECサイトを訪問・購入)できます。
【ショッピングの自動入札】
広告キャンペーンのカタログセールスの自動入札を設定できます。
【認証バッジプログラム】
信頼性の高いブランドに与えられる認証バッジプログラム。認証バッジを取得すると、コンバージョンレポートとインサイトを得ることができます。
※認証バッジ取得には条件があります。
【Shopifyとの連携】
ECサイト開発・運営を助けるプラットフォーム「Shopify」との連携を強化することで、ECサイトへの誘導がさらに簡単・効率的に行えるようになりました。
潜在顧客と出会えるマーケティングの場に!
ユーザーの探求心と行動力を活かすことができるPinterestは、デジタルマーケティング戦略においても有効です。
新規顧客・潜在顧客の開拓に頭を悩ますECサイト事業者の方は、ぜひPinterestの活用方法に目を向けてみてはいかがでしょうか。
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