【健康食品・サプリメントのSNS活用事例】SNSを上手に使って売上アップ!消費者に安心感を与えるSNS事例
高齢化社会における健康への意識向上や、幅広い年代での美容意識の高まり、疲労・ストレスの蓄積が問題視される現代の生活習慣などによって、年々需要が高まっているのがサプリメントをはじめとした健康食品です。
そのため健康食品を扱うECサイトやメーカーサイトは増加していますが、反面、競合他社もまた多いために苦戦を強いられるリスクも高くあります。
そこで注目されているのがSNSを活用しての広告・広報キャンペーン活動です。
ここでは健康食品・サプリメントに注目し、なぜSNSを活用したキャンペーン活動にメリットがあるのかをご説明した後で、実際にどのようなSNS活用事例があるのかをご紹介します!
信頼感の獲得が先決
まず前提として、健康食品やサプリメントにおいて重要なのは商品、ひいてはメーカーや販売会社への「信頼感」です。
当然ながら、健康食品・サプリメントは長期的に食すことで体内に取り入れる商品です。
そのため配合成分の偽装や製造過程における不具合などにより、副作用などの懸念があるようなリスクのある商品では、ユーザーが購入にまで至るのは難しいでしょう。
そこで健康食品・サプリメントを販売する上で重要となるのが、「信頼感」なのです。
いかにメーカーや販売会社自体を信頼してもらえるか――これが健康食品の売上を着実に上げるためのポイントとなります。
広告を押し付けない
信頼感が重要となる健康食品・サプリメント。そのため過剰に商品の広告を押し付ける広告方法では、「信頼感」どころか「嫌悪感」「警戒心」をユーザーに抱かせてしまうことになります。
そこでSNSでのキャンペーン展開を行う上でも、いかにも「これは広告です!購入してください!」というスタンスではなく、ユーザーが自分にとって有益だと感じるような手法を取ることが求められます。
※薬機法についてもご注意ください。
SNS活用事例
ではここからは、実際にどのような健康食品・サプリメント系アイテムを扱う企業が、どのようにSNSを活用して、結果的にうまく集客・売上増に結びつけているのかご紹介します。
【SNS活用事例1:株式会社えがお】
熊本県に本社を置く健康食品・サプリメントを幅広く扱う通販メーカー「株式会社えがお」。
えがおは地域密着型の企業姿勢を持ち、社員とともに社会貢献活動を長年積極的に行っています。
このような活動内容をFacebook、インスタグラムといったSNSで広めているのです。
特にFacebook上では、協賛している地元熊本県のイベント(マラソン大会やお祭りなど)の様子を写した画像を、参加している社員の姿も含めて多数アップして報告。
商品の宣伝ではなく、このような「実際にメーカーの社員たちが地域の人たちと密に交流を図り、楽しく健康生活を送っている」様子を見せることで、「株式会社えがお=健康、元気、安心安全」というポジティブなイメージを発信することに成功しています。
いかにも良い事ばかりを連ねた広告やCMだけでは、ユーザーに安心感を持って「接してもらう」ことはできません。株式会社えがおは自社商品特徴と通販におけるデメリット面を把握したうえで、SNSをうまく活用している好例となっています。
【SNS活用事例2:サンスター株式会社】
歯磨き粉などのオーラルケアからスキンケア、健康食品・サプリメントなど、日常生活に寄り添ったアイテムを数多く展開しているサンスター株式会社。
サンスターもまたFacebookを活用して通販事業での売上を上げています。
ですがサンスターの場合は株式会社えがおとは異なり、Facebook上の広告での手法が注目を集めています。
その広告手法とは、「広告欄をクチコミレビュー」にしてしまうこと。
Facebook広告には、一般ユーザーがコメントを書き込める機能があります。これを利用し、「既存顧客」に対しても広告を流すことで、まさに体験者のリアルなクチコミまでも広告にしてしまったのです。
限られたスペースの広告枠では、メーカーが伝えたいことすべてを盛り込むのは物理的に無理であり、またユーザーも押し付けがましい広告には嫌悪感を抱いてしまうモノ。
ですが一般の方からのコメントがつくことによって、一消費者として知りたい情報を得ることができ、また信頼感や安心感を抱くことが購買意欲の高まりへとつながっていったのです。
SNSのアプローチ方法は1つではない!
同じSNSの活用方法であっても、方法は1つとは限りません。
商品特性や企業の今後の展望などによってもアプローチの方向性は変わってくるため、一方的な広告の垂れ流しではなく、「以下にユーザーに安心・安全」プラス「親近感」を持ってもらえるかを念頭に、SNSを効果的に活用していきましょう!
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