EC担当者採用において、見るべき評価ポイントとは?
ある程度EC事業が軌道に乗ってくると、ECサイトそのものの運用よりも、マーケティングや経営戦略的なことに時間を割くことが必要になってきます。
そうした場合、多くの経営者が新たなEC担当者の雇用を考えます。
しかし、技術があってwebサイトの運用経験があって、マーケティングにも明るくて……、と求める要素を出せばきりがありません。人材の雇用は大きな決断ですから、誰しも失敗はしたくないものです。
では、ECサイトの担当者を選ぶ際はどのような点に注意したら良いのでしょうか。
大前提として、考えておくべきこと
今回の採用に関するポイントは、全くのみ経験者を雇用するのではなく即戦力となる、経験者を雇い入れることを目的としています。
そのため、最低限の条件として
- ■webサイトに関する知識があること
- ■EC運用経験があること
- ■自社の商品について、ある程度の知識・興味があること
を前提とします。その上で、どういった点に考慮すべきか、実は意外にも技術や知識ではなく人としての素養が必要になってきます。
採用担当者が見るべきポイントって?
好奇心が強いこと
WebやEC、マーケティングのトレンドは常に変化します。
現在スキルが足りない人材であっても、業界の流れを追っていくうちにスキルを磨き、短い期間でプロフェッショナルになるというのはよくある話。
大切なのは、熱意や好奇心をもって、自分を磨いていける素養です。
相手の気持ちになって考えられること
当たり前のことですが、ECで重要なのは「お客様」。
製品ページを制作する際、顧客対応をする際に、相手の立場に立ってサイトの構築や対応を行える素養は実は何よりも大切です。
皆さんが、自分からサイトの運営を手放し、独自に進化させていきたいと考えるなら絶対に欠かせない要素となるでしょう。
ポジティブで素直であること
すでに社会経験のある人材の場合、どうしても過去の経験に頼りながら仕事をしてしまいがちです。
あなたの作り上げたECサイトの運用方法や顧客のための施策を、素直に受け入れ学び直してくれる素直な人材であれば、共に仕事をする際にもスムーズな流れができるでしょう。
またサイト運営の際に、壁にぶつかった際乗り越えられるかどうかは、意外と技術よりもポジティブに考え、いち早く解答を見つけられる姿勢にあります。
前向きで、常に頭を働かせ、諦めずに取り組む人材は、EC運用のみならず企業の大きな要となっていくでしょう。
大切なのは将来
ECサイトの運用において大切なのは、今才能や技術があるかではなく、今後その人材が何をしていくかということ。知識や技術は、仕事を通して身につくもの、反対に素養や性格は一朝一夕に身につくものではありません。
将来を見越してこの人材であれば、自分と一緒にサイトを盛り立てて行ってくれると期待できる人を選ぶのが正解です。
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