2021年版!ECスタートアップで押さえたいWEBプロモーションとは
これからECサイトを構築・運用していこうとするスタートアップ企業の担当者にとって、WEBプロモーションは欠かすことのできないマーケティング戦略です。
そこでここでは、EC市場全体が急成長を遂げている昨今だからこそ、押さえておきたいWEBプロモーションについてご紹介します
WEBプロモーションの基本3カテゴリー
WEBプロモーションとは、主に「SNS」「WEB広告」「SEO対策」に分類されるWEBマーケティング手法を指します。
【SNS】
SNSとは、Instagram、Twitter、Facebook、YouTube、Pinteres、LINE、TikTokなどのプラットフォーム全般のこと。もはやWEBプロモーションにおいて切っても切れないツールです。
企業アカウントの運営から広告出稿、またSNSを媒介にしたイベント企画などを行うことができます。また最近では、SNS上から直接ECへ誘導、購入を促す「ソーシャルコマース」手法も注目されています。
SNSではユーザーと密なコミュニケーションをとることができるため、スタートアップであるほどSNS活用によるブランド認知の向上や潜在顧客へのアプローチに効果的と言えます。
とはいえ、各SNSによってユーザー特性が変わるため、自社商品・サービスのターゲットをセグメントした上で活用することをおすすめします。
【WEB広告】
インターネット上に表示されるWEB広告は、主に以下の複数フォーマットがあります。
・リスティング広告
・ディスプレイ広告
・リターゲティング広告
・アフィリエイト広告
・ネイティブ広告
・純広告・バナー広告
・記事広告
・リワード広告
・動画広告
・メール広告
・デジタル音声広告
・SNS広告(先述のSNSに当てはまる)
WEB広告は全般的にターゲットを細かくセグメントできるため、テレビや雑誌などのマス広告よりもコスパがよく、効果測定のためのデータ分析も簡単に行うことができるメリットがあります。
また、後述のSEO対策が長期決戦になるのに対し、WEB広告はほぼ短期間で効果を測ることができるため、掛け合わせてプロモーションを行う方法も有効です。
【SEO(検索エンジン最適化)】
SEOとは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略語。Googleなどの検索エンジンにてユーザーがキーワード検索をした際、上位(理想は1位)表示されることでサイトへの誘導する手法を指します。
※検索画面の上位には、先述の「WEB広告」が表示されます。
検索エンジンのアルゴリズムによって順位は決まるため、検索エンジンに高評価を受けるサイト・コンテンツ作りが必須となります。
注目のWEBプロモーション
次に、今後広がりを見せるであろう注目のWEBプロモーションを見ていきましょう。
【ウェビナー】
ウェビナーとは、Web上でオンラインセミナーを開催するマーケティング手法を指します。
先述のSNS、WEB広告、SEOと掛け合わせてセミナー開催の告知をし、興味関心のある潜在顧客・見込み顧客を参加させることで、最終的に商品・サービスの購入や登録に結びつけます。
ただし、ウェビナーはどちらかと言えばBtoBに適しています。
【VSO(音声検索最適化)】
VSOとは「Voice Search Optimization(音声検索最適化)」の略語。スマートフォンに搭載されている音声アシスト機能による検索の利用者・利用機会が世界的に増えていることから、先述のSEOと同じく音声検索によるターゲットへのアプローチが重要となります。
つまり、これからのEC戦略では、潜在顧客の音声検索の利用方法や状況を加味したVSO戦略を構築する必要があるのです。
とは言え、SEO対策のように単語ごとの検索キーワードを対象にするのではなく、音声検索特有の「文章」での対策が必要なことから、SEOとは異なるアプローチが必須となります。
商材とターゲット層との相性を精査しましょう
WEBプロモーションは多種多様ながら、商材とターゲット層との相性によって効果が異なるため、事前にどのプロモーションが適しているのか精査することは欠かせません。
EC戦略時代だからこそ、WEBプロモーションで抜きんでた成果を達成できるように、まずは基本のプロモーションから押さえていき、潜在顧客の傾向を掴むようにしましょう。
キーワード
登録されたキーワードはありません