Yahoo!拡大テキスト広告への対応方法
Google Adwordsでの拡張テキスト広告の導入に続いて、Yahoo!においても同じく拡大テキスト広告が導入されました。
Googleと同じく、従来の広告よりも多くの文字を表示できてクリック率があがるので対応企業も増えてきており、早めに対応をしないと相対的に効果が下がる可能性があります。
Yahoo!プロモーションでの従来の表示内容
・広告見出し×1行(半角30文字)
・広告説明文×2行(半角38文字)
・表示URL(最終ページURLのドメインを使用し、任意でURL設定)
Yahoo!プロモーションでの拡大テキスト広告の表示内容
・広告見出し×2(半角30文字×2)
・広告説明文(半角80文字)
・表示URL(最終ページURLのドメイン+任意のパス×2)
Yahoo!拡大テキスト広告広告に取り急ぎ対応する際のポイント
Yahoo!拡大テキスト広告の広告見出し
1行目は従来の広告見出しはそのまま使用し、2行目に追加で説明を入れたいアピール内容や、会社名やサービス名などを入れて、訴求力やブランディング力を強化します。
Yahoo!拡大テキスト広告の広告説明文
従来の38文字×2行をつなぎ合わせて、間に句読点などを入れると、ほぼ80文字になるので、一旦はこちらで対応されでもいいかと思います。
Yahoo!拡大テキスト広告の表示URL
ドメイン+任意のパスを設定できるので、実際のページのディレクトリURLに関係なく、キーワードに関連した内容を入力します。
日本語も入力可能なので、キーワードを連動させてもいいかと思います。
Yahoo!拡大テキスト広告に簡単に対応する作業方法
Yahoo!プロモーションにおいては、キャンペーンエディターとCSVファイルを使用すると、簡単に対応ができます。
広告グループが多くない場合は、上記の内容で従来の広告を拡張テキスト広告に沿ってコピー&ペーストしていってもいいのですが、筆者のようにキーワードごとに広告グループを分けて、多数の広告グループを設定している場合は、何度もコピーをするのが面倒なので、CSVも使用して作業を行います。
①キャンペーンエディターでCSVをエクスポート
②CSVの内容を編集する
③CSVを保存して、キャンペーンエディターでインポート
④変更内容をアップロード
下記で②のCSVの編集箇所をご説明します。
広告タイプ
テキスト(15・19-19) から テキスト(15-15・40)に変更
タイトル1(広告見出し1行目)
従来の広告見出しタイトルからYahoo!拡大テキスト広告用のタイトル1 に移動 ※タイトル欄の内容は削除
タイトル2 (広告見出し2行目)
Yahoo!拡大テキスト広告用のタイトル2に30文字でテキスト追加
説明文
従来の説明文1、説明文2のテキストをつなげて句読点などを見直し、Yahoo!拡大テキスト広告用の説明文に移動。
※説明文1、説明文2欄の内容は削除
表示URL
内容削除
ディレクトリ1、ディレクトリ2 (表示URLパス)
ディレクトリ1、ディレクトリ2に任意のYahoo!拡大テキスト広告用ディレクトリパス(日本語可)を入力
リンクURL
内容削除
最終リンクURL、スマートフォン向けURL、トラッキングURL、カスタムパラメータ
最終リンクURLは変更なし、その他も入力している場合は変更なし。
優先デバイス
入力している場合は内容削除
これで、広告グループと広告との紐づけを保ったまま、Yahoo!拡大テキストの設定が完了できます。
あとは審査が通れば配信される流れとなります。