プロモーション リスティング 公開日:2017.01.20

Google動的リマーケティング広告の活用

Google AdWordsの商品リスト広告と並んで注目されているのが、ダイナミック配信型広告の動的リマーケティング広告です。

訪れた商品ページ単位でリストを蓄積し、それぞれの商品画像や商品名を広告素材として配信するダイナミック配信型広告で、一般的には楽天やAmazonの広告として目にされる方も多いと思います。
ダイナミック配信型広告の大御所といえばCriteoですが、Criteoはユニークユーザーが4万以上いないと出稿ができず敷居が高いのがネックです。

Googleの動的リマーケティング広告は、商品リスト広告と同様に、Googleショッピングのデータフィードを使って、広告枠内に複数の広告を並べて表示ができ、通常のバナーよりもクリック率が高くなりやすい傾向にあります。

試してみる価値がある動的リマーケティング広告

通常のリマーケティング広告では配信が伸びなかったり、効果がいまいちだったりする場合でも、動的リマーケティング広告で改善が図れる場合があります。
それでは、動的リマーケティング広告のメリットについてご紹介します。

動的リマーケティング広告のメリット①
ほとんどの広告サイズに自動対応

広告テンプレートで背景色やロゴ、文字色などを設定するだけで、Googleディスプレイ広告のほぼすべての広告サイズに自動で対応してくれるので、バナーを作る手間が省け、今まで設定していなかったようなサイズでも配信が開始されるので、配信量が上がります。

動的リマーケティング広告のメリット②
クリック率が上がる

実際に商品ページに訪れた際に見た商品画像が広告枠内に表示されるので、イメージバナーよりも記憶との整合性が高く、クリック率が上がりやすくなります。

動的リマーケティング広告のメリット③
自動で最適化してくれる

Google AdWordsではよく自動最適化の機能がついていますが、動的リマーケティングにおいては、複数ある商品から、クリック率やコンバージョン率などで、最適な商品を選んで表示してくれブラッシュアップしてくれるので、全体の入札管理のみであまり手間がかかりません。

動的リマーケティング広告を開始するには?

動的リマーケティング広告を開始するにあたっては、事前の設定が必要になります。

動的リマーケティング広告の設定①
動的リマーケティングタグの設置

Google AdWordsから動的リマーケティング用のタグをページ種別ごとに作成し、各ページに設置します。
TOPやカテゴリページ、商品詳細ページ、カートなど、それぞれに設定するタグが異なり、注文完了画面については、ショッピングカートのアフィリエイトなどで使用される、購入商品情報を自動抽出する機能を使用します。

タグについてはこちらを参考にしてください。

Google AdWords Help

https://support.google.com/adwords/answer/3103357?hl=ja

動的リマーケティング広告の設定②
商品データフィードの登録

Google Marchant Centerへのアカウント登録、商品データフィードの登録、Google AdWordsへの連携までは、商品リスト広告と同じですので、まだの方はこちらを参考にしてください。

>>Googleショッピング商品リスト広告の活用

動的リマーケティング広告の設定③
広告テンプレートの登録

各広告枠で使用される広告のテンプレートを設定します。
テキストやロゴ、背景色や文字テキスト色など詳細に設定が可能なので、サイトのカラーやイメージに合わせて登録してください。

最初のタグの設定部分のみややこしいですが、登録さえしてしまえばあとの管理は楽なので、一度お試しされることをお勧めします。

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