CSVとExcelの違い|「CSVってなに?」の質問に答えられますか?
アクセス解析のデータダウンロードや、ECの商品管理に欠かせないCSVファイル。
皆さんも日々のサイト運営の中で頻繁に使っているのではないでしょうか?
でも、意外と皆さん「CSVファイルってどんなもの?」と聞かれると答えられないのでは?
一見するとExcelに似ているCSVファイル。その特性や違いを理解しておくと、今後のデータ管理に役立ちますよ。
そもそもCSVとは?
CSVは”Comma Separated Value”の略。
乱暴に言ってしまえば、コンマで区切られたデータのことを指します。
CSVは基本的にはテキストのみで構成されたファイルですので、Excelだけでなくテキストエディタなどでも展開&編集することができます。
Excelとはどう違うの?
Excelは、マイクロソフトで開発されたMicrosoft Excel専用のファイル形式(現在は互換ソフトがありますが基本はExcleのみの仕様)です。
テキストだけでなくその装飾、関数やグラフ、画像などのデータを入力することができます。
CSVファイルをテキストエディタなどで開くと、文字の羅列のみとなってしまうことも多く、視認性を高くするためにもExcelファイルで展開することが多いので、CSV=Excelの認識が付いているのかもしれません。
ただ、ファイルを共有する場合、相手の環境によってはExcelをインストールしていない場合もありますので、こうしたデータ管理のミスをなくすためにも、CSVファイルが必要となってくるわけです。
CSVをExcelで開いた時に文字化けが起こってしまったら?
CSV-Excelのデータのやり取りで、最も発生していると思われる問題は、文字化け。
「Excelで開いたら、データが読めなくなってしまった」という方、多いのではないでしょうか。
この現象を起こしている原因は、UTF-8という文字符号化スキーム。CSV はこのUTF-8という統一された規格で書かれているのですが、ExcelはShift_JISという規格で書かれています。
この規格の違いによって、文字化けが起こるのですが、これの解消法として一般的なのは、「一度CSVファイルをテキストエディタで開き、上書き保存をする」というもの。
一手間かかってしまい面倒ではありますが、これを行うことで、ExcelがCSVファイルをShift_JISではなくUTF-8で展開してくれるようになります。
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