3秒で約半数が離脱!?LPの表示速度はどれくらいを目指すべきか
2018年7月にGoogleはモバイルサイトの検索順位決定の要素に、ページの表示速度を入れSpeed Update(スピード アップデート)を開始しました。
PCサイトの表示スピードに関してはこれまでも検索順位決定に利用されていましたが、モバイルサイトにも正式に適応された形となります。
コンバージョンにも直結するページ表示速度
そもそも、ページの表示速度は検索順に影響するということ以前に、サイトを訪れたユーザーの閲覧開始・離脱を決定する重要な要素となります。
特にLPなどにおいては、ページの表示速度が遅いことがそのままユーザーの直帰につながってしまいますので、特に注意が必要。
しかし、一方で読み込みにやや時間のかかる大きな画像や、工夫を凝らしたデザインでユーザーの心を掴みたいというのもまた間違いではありません。では、ユーザーが離脱しにくい表示速度とはどのくらいなのでしょうか。
理想の表示速度は1秒以下
Googleの調査によれば、一般的にページの表示速度が1秒遅くなると、ページビューは11%、顧客満足度は16%、コンバージョン率は7%低下すると言われています。さらページの表示速度が3秒を超えると53%のユーザーが離脱すると言われています。
またページを構成する要素が400から6000に増えた場合、コンバージョンは95%低下すると予測されています。
ページの表示速度を適正化するために
ページの表示速度をアップさせるためには、極力シンプルな構成のページとし不必要な画像は使用しないのが基本。さらに、容量の大きな画像は使わず圧縮・軽量化した画像を用いるようにしましょう。
JavaScriptやflashなどを用いた仕掛けもできれば用いない方が賢明。
これらの要素が増えると、サーバーへのリクエストも増加するので、サイトの表示が遅くなります。
また、ブラウザのキャッシュを利用して、画像やCSSなどのファイルを一時保存するようにすることも最訪問時の表示速度が短縮できるので、リピートユーザーを獲得する場合(LPの場合はあまり期待できませんが)はオススメです。
あなたのページの表示速度をチェックしてみよう
現在、ページの表示速度を確かめる方法としてはuniversal Analyticsでの計測に加え、Gooleが提供するGoogle PageSpeed Insightsなどが一般的。
まずこちらで表示速度を確かめ、3秒以上かかっているようであれば、改善を検討していきましょう。
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