JSON-LD
プロモーション 公開日:2022.01.27

JSON-LDとは?SEO対策と構造化データマークアップ、ボキャブラリー、シンタックスの関係

自社のサイト運営を行っていると、見逃せないのがSEO対策です。主にGoogleでの検索における上位表示されるためには、コンテンツの精査はもちろんのこと、サイトの構造自体にも注意を払う必要があります。

このようなSEO対策に対する用語に、「JSON-LD」(ジェイソンエルディー)があります。そこでここでは、「JSON-LD」とは何を意味するのか、ご説明します。

構造化データとは

「JSON-LD」について説明する前に、「構造化データ」について見ていきましょう。

簡単に言うと「構造化データ」とは、検索エンジンのロボットに、HTMLで書かれたコンテンツの内容(文字列や画像など)を分かりやすく伝えるために記述したデータ、を指します。

構造化データを記述することで、検索結果には詳細情報が表示されるようになります。それが結果的に ユーザーにとって有益・有用な情報となるため、ユーザビリティを重視するSEOにおいても重要となるのです。

ただし、構造化データを記述する(=構造化データマークアップ)ことで、検索順位が急激に上がる訳ではありません。ですが、ユーザビリティが上がることが有利には働くため、SEO対策のひとつとして押さえておきたい、と言えるのです。

【リッチスニペットを表示できる】

構造化データによって、検索結果に「リッチスニペット」を表示できるようになります。リッチスニペットとは、ユーザーが視覚的にページの内容を把握しやすくなるように、画像やレビュー、星や価格などが検索結果に表示される情報のことを指します。

■リッチスニペットで表示できるコンテンツ項目 動画、イベント、レシピ、レビュー、音楽、会社と組織、商品、人物

構造化データのボキャブラリーとシンタックス

構造化データを構成する要素は、「ボキャブラリー」「シンタックス」に分けられます。

「ボキャブラリー」とは、検索エンジンにサイトの情報をより詳しく伝えるための表記方法・仕様を指します。代表的なものが、「schema.org」(スキーマ)です。

※schema.orgは、Google・Yahoo!・Microsoftが共同で作成している。

そして、もうひとつの「シンタックス」とは、構造化データの記述方法(記述ルール)を指します。代表が、以下の3つです。

・JSON-LD
・microdata
・RDFa

つまり、問題となる「JSON-LD」は、構造化データの記述方法を意味し、これらのなかでGoogleが推奨しているのがJSON-LDなのです。

JSON-LDの書き方

JSON-LDは、HTML内、scriptタグの中に記述していきます。たとえば、以下はボキャブラリーをschema.org、シンタックスをJSON-LDで、会社情報を記述しています。

構造化データ

Google公式のテストページでチェック

構造化データの記述があっているかどうかを確認にはGoogle公式のテストページがあります。

記述に誤りがあると、せっかく記述しても処理されないため、必ず確認するようにしましょう。

検索エンジンに詳しくサイト情報を理解してもらうために

構造化データマークアップが直接的に検索順位に影響を及ぼすとは言えないものの、やはり対応しておくに越したことはありません。

JSON-LDなどの用語の知識を取り入れて、日々変化するSEO施策に取り組んでみましょう。

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