EC事業者も注目のTikTok広告!出稿も簡単にできるTikTok広告について
2017年の開始から世界的な人気を博しているモバイル端末向けショートビデオプラットフォーム「TikTok(ティックトック)」。
当初は若年層の一般ユーザーが使用しているイメージでしたが、2020年2月にはEC機能の試験運用が開始。6月には「TikTok for Business」をローンチし、広告運用をはじめとしたビジネス活用が本格化されたプラットフォームとして、現在に至るまでEC事業者からその広告活用に注目が集まっています。
そこでここでは、TikTok広告にフォーカスし、その特徴についてご説明します。
Shopifyと提携
2021年2月、TikTokはShopifyと日本市場での提携をしました。
※Shopify:世界175ヵ国で170万以上のショップが利用するマルチチャネルコマースプラットフォーム
この提携により、ShopifyでのECサイト運営者は、専用アプリ「TikTokチャンネルアプリ」を通してShopifyのダッシュボード上から「TikTok For Business」の主要機能にアクセスでき、TikTokへの広告出稿を直接行うことができるようになりました。
【出稿方法】
①「Shopify」の管理画面から「Sales channels(販売チャネル)」にて「TikTok」メニューを選択。 ②指示に従い、「TikTok For Business」アカウントを開設する。 ③そのアカウントを活用してECサイトと広告をひも付けすることができるようになる。
BASEと提携
また、2021年9月には、ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」が、TikTokと提携を発表。こちらもShopifyと同様、BASEの管理画面からTikTok広告を直接出稿することができるようになりました。
今やTikTok広告が、EC事業にとってブランド認知度の向上や新規・潜在顧客の獲得、リピーターへのアピールなど、ビジネス視点で欠かせない存在となっていることが端的にうかがえる動きとなっているのです。
TikTokチャンネルアプリの主な機能
では、TikTokで広告出稿をする際に必要な「TikTokチャンネルアプリ」の主な機能について見ていきましょう。
1. ワンクリックでTikTokピクセルをインストール
ボタンをワンクリックするだけでTikTokピクセルをインストールして接続できるため、コーディングの経験や開発者によるセットアップが不要。
2. 広告キャンペーンの作成など一括操作
TikTokチャンネルアプリ内で広告キャンペーンの作成、ターゲットとなるオーディエンスの設定、パフォーマンスのトラッキングができる。
3. 最適なクリエイティブ制作が簡単に完了
動画生成ツールを使えば、数分でTikTokに合った動画を作成することができる。また、自動カスタマイズされたサンプルの中から選択するだけで、TikTokユーザーの共感を得やすい広告クリエイティブを制作できる。
4. 高精度なターゲティング機能(Advanced Matching)
TikTokピクセル機能により、TikTok広告からのCVをトラッキングできるため、パフォーマンスをより深く理解し、効率的に広告の最適化がはかれる。
TikTokで的確なターゲットアプローチを!
各SNSの中でも影響力の高さで存在感を発揮しているTikTokでの広告出稿は、デジタルマーケティング施策として見逃せません。
いかに的確にターゲットユーザーにアプローチできるのか、その底力を効率的に活用して、EC事業の新たな飛躍を狙いましょう。
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