LP
サイト構築 公開日:2019.02.21

売れるランディングページの特徴とは|CVRが高いLPが押さえているポイントまとめ

EC通販を効果的に行う上でも、もはや当たり前の手段となっているのがLP(ランディングページ)。

LPとは他サイト上に表示されるリスティング広告のバナーや、記事広告に貼られたリンクから飛ぶ、商品やサービスなどの紹介・販売ページのことを指します。

今や多種多様な商品・サービスを扱ったLPがウェブ上に数多く存在し、多数の人々がLPを訪問するのは当たり前のこと。ですがそれらLPのすべてにおいて「コンバージョン率(CVR)」が高いかと言えば、残念ながらそうではありません。

そこでここではCVRが高い「成功するLP=売れるLP」が必ず押さえている特徴をご紹介します。

ターゲットにあった見せ方

扱う商品・サービスのターゲット像を明確にし、それに合わせたデザインやアピールポイントでLPを構成しているかどうかの点において、実際には出来ていないLPは少なくありません。

言いたいことが多いために情報を詰め込みすぎたり、たとえば男性向けの商品に女性らしい雰囲気でデザインしてしまったりすると、ユーザーはLPを見た時点で「自分には関係がない」と判断して離脱してしまいます。

売れるLPに仕上げるには、まず「どのような悩みを持つ」「誰に」「どのような点を」アピールし、購入や登録などのアクションをしてもらいたいのか、明確にするべきなのです。

ファーストビューの内容

ユーザーが最初に目にするLPの冒頭部分「ファーストビュー(FV)」(スクロールなしで見える範囲)の内容によって、ユーザーがその先も読み進めるか、その場ですぐに離脱する(別のページに移動する)か、行動が大きく左右されます。

ファーストビューではまず、パッと見ただけでどれだけの視覚情報を与えて興味を引くことができるかが重要です。

とはいえ、販売者側の言いたいことを詰め込めばよいという訳ではありません。ファーストビューでのポイントは、「いかにユーザーの『現在のお悩みへの解決策』があると期待させられるか」どうか。

たとえばシワ改善が見込める美容クリームのLPならば、ファーストビューの画像に「10年かけて開発しました!」とアピールするのは、メーカー(製造販売者)側のエゴでしかありません。

この場合ユーザーの興味を引くためには、「40代、増えるシワに自信が持てない」など現在の不安を視覚化して共感を得たり、「内側からもっちりハリツヤ!」と理想の姿を想像させたりし、ユーザーにとってのメリットがLPの下部分に続いていることを想起させる必要があるのです。

またもしも「医師監修」「〇〇賞受賞」など、外部からの客観的な高評価・実績・信頼性をアピールできるならば、この点もFVで見せることで、ユーザーは安心して読み進める可能性が高くなります。

お客様の声、FAQで不安解消

LPでは、どうしても販売者目線による商品・サービスのメリットが並んでしまいます。するとユーザーは、「本当にそんなにいい事尽くしなのかな?」と不安に思うことが珍しくありません。

そこでLPの終盤で登場するのが「お客様の声」と「FAQ(よくある質問)」です。

特にお客様の声では、顔画像と氏名・年齢・職業など、リアリティのある情報を載せているほどに、コメントに対しての信頼感も高まり、ユーザーの不安を解消する手段のひとつとなります。

またFAQで事前に多くのユーザーが抱きやすい不安や疑問を解決できるため、ユーザーがアクションを躊躇するポイントを極力減らすことができます。

いかに不安を解消するかがLPのポイント

リアル店舗のように実際に商品を手にしたり、スタッフにすぐに質問をしたりできないEC通販だからこそ、いかにユーザーの興味を引きつつ不安・疑問を解消し、今ある悩みを解決できた「未来の自分」を想像させることができるかが、売れるLPになるか売れないLPになるかの分かれ道です。

まずはご自分が「商品・サービスを初めて見るユーザー」になってみて、該当LPを見てみましょう。客観的に「今欲しい」と思えたらならば、コンバージョン率の高いLPになっているとある程度判断できます。

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