コストを抑えて商品パッケージ・化粧箱を作るには!?目安費用まとめ
定期購入率やリピート率を向上させる上で、意外と効果を発揮するパッケージや化粧箱。
ただ単に商品を販売して届けるのではなく、手元に届いた際にできるだけ商品を美しく見せ、顧客の心をつかむためには、やはりこうした化粧箱やパッケージにも工夫を凝らす必要があります。
では、こうした包装物を作る際、どのくらいの費用を考えれば良いのでしょうか。
パッケージデザインにかかる費用
パッケージを作る上で最も重要なのはデザイン。
外注する場合のおおよその目安としては
化粧箱デザイン…最低価格 30000円〜
パッケージデザイン…最低価格 20000円〜
となります。
ただし、上記はあくまで簡素なデザインのみを依頼した場合。
パッケージやプロダクトのデザインを手がけるデザイナーやデザイン事務所は上記に付随して、企画費・市場調査費・ディレクション費用などが必要になります。
これらを考慮した場合、化粧箱のデザインをトータルで発注すると、最低でも15万円程度は必要となります。
パッケージデザインにかかる費用を抑えるためには
パッケージデザインの費用を抑えたいと考えるのであれば、自身で行うという選択肢もあります。
デザインにある程度自信はあるのなら、自分でデザインを起こすのもいいでしょう。また、現在ではパッケージのテンプレートに当てはめるだけで、パッケージデザインが完了し、そのまま印刷を注文できるwebサービスがあります。
こうしたものを利用する場合は、デザイン費用はほぼかかりません。
また、企画やディレクションに掛かる費用を抑えるというのであれば、あなたの扱う商品がどのようなものであるのか、またどういった顧客に向けて届けるかを適切にデザイナーに伝え、スケッチなどに起こして提出しましょう。
※デザイン事務所などの場合、デザインに企画やディレクションがセットになっている場合が多く、コストダウンが実現しないこともあります。
パッケージの印刷に関する費用感
パッケージデザインが終わったら、次は印刷工程です。
印刷や加工費に関しては、色数・仕様する素材・ロット数・納期、さらには印刷する機器・印刷会社でも費用は大きく変動します。
当然色数が少なく、一般的な素材であれば価格を抑えることは可能です。また一枚あたりの単価も、ロット数が多いほど安くなります。
こうした印刷・加工費の相場は、一概に言うことはできませんが、考慮すべきは商品のグレードとの兼ね合い。
高級な商品に、樹脂の薄いパッケージを使用するのは商品の美観を損ねてしまいますし、安価な商品に箔押しなどをした化粧箱を用いると、中身との落差で顧客の不評を買ってしまうかもしれません。
こうしたパッケージや化粧箱の制作費ですが、まずは商品価格のおおよそ10%程度を目安に、対費用効果を計りながら随時仕様を決定するなど、継続的な改善を行っていくことで適正な相場が導き出されていきます。
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