YouTube広告とは?動画広告の仕組みや種類を学んで新規ユーザー獲得を目指そう!
スマートフォンの普及により、一気に拡大したウェブ広告。その中でもYouTubeにて配信される動画広告の認知度は急速に上昇し、今やYouTube広告はマーケティング戦略に外せないほどの存在感となっています。
そこで、これからYouTube広告を始めようと考えている方のために、YouTube広告の基本的な仕組みや種類などをご紹介します。
YouTube(ユーチューブ)とは
「YouTube(ユーチューブ)」とは、2005年から始まったGoogle LLCが提供する世界最大の動画共有サービスのこと。2006年にGoogle社に買収されて傘下に入った経緯があり、現在ではGoogle社が提供しているサービスとも連携されています。
2020年のデータでは、全世界の20億人以上のユーザーがYouTubeを利用しており、日本国内に限っても(2018年のデータでは)6200万人以上が利用していると報告されています。
PC、スマホ・タブレット、ゲーム機器などで動画視聴ができ、TVでYouTube動画を視聴することも可能なため、国内では10代から50代まで利用者が幅広く分布しています。
「YouTuber(ユーチューバー)」という言葉も一般的に広まっているように、YouTubeマーケティング施策の主フィールドとして認知されています。
YouTube広告の基本的な仕組み
ここからは、YouTube広告の基本的な仕組みについて見ていきましょう。
YouTubeにおける動画広告の特徴として、リスティング広告などで行われる「クリック課金」(クリック毎の費用発生)ではない点が挙げられます。
YouTube広告は基本的に「視聴課金」(視聴時間による費用発生)なのです。その中でも、以下の3種類に分けることができます。
①インストリーム広告:ユーザーが広告を30秒以上視聴したら費用発生(30秒以内なら課金なし)
②ディスカバリー広告:ユーザーがサムネイルをクリックして広告を視聴したら費用発生
③バンパー広告:広告の表示回数が1,000回毎に費用発生
なお、広告料金は自由に設定できるため、たとえば1日あたりの上限設定も可能になっています。
【インストリーム広告】
「インストリーム広告」とは、視聴したい動画の前に流れる広告動画を指します。
スキップが可能なインストリーム広告の場合、画面の右側に「広告をスキップ」という表示が現れるため、その広告に興味関心がないユーザーが30秒以内にスキップをした際は課金されません。
※15秒以内のインストリーム広告はスキップ不可です。
一般ユーザーが目にする機会の多い広告形態のため、ブランディング施策としても有効と考える企業が多くなっています。
【ディスカバリー広告】
「ディスカバリー広告」とは、検索・関連動画一覧が表示される際に、最上部に表示される動画広告を指します。
ディスカバリー広告には「広告(PR)」と表記されているため、ユーザーは他の一般動画と区別することができます。そのため、ユーザーが広告動画をクリックして視聴すると課金されます。
事前のワード設定によって表示されるカテゴリーなどが決められるため、興味関心のあるターゲットユーザーへのマーケティング施策として効果が期待できます。
【バンパー広告】
「バンパー広告」とは、インストリーム広告同様、視聴したい動画の前に流れる広告動画を指します。しかし、バンパー広告は6秒の広告のため、スキップできない特徴があります。
そのため、広告の表示回数が1,000回毎に課金されるシステムになっているのです。
スキップできない分、ユーザーが視聴する機会が多いメリットがあります。
YouTube広告で新規ユーザー獲得を!
YouTube広告には3種類があり、それぞれに表示方法や課金システムが異なることを、ご理解いただけましたでしょうか。
動画広告をこれから作成される際は、まずはYouTubeユーザーの心理を深堀りし、どの種類の広告形態が自社サービス内容と広告配信の目的に適しているのか検討してください。
より良くユーザーに響いて、結果的にコストパフォーマンスが高いクリエイティブ制作を目指しましょう。
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