D2C
サイト構築 更新日:2020.07.30

D2C、BtoC、BtoBって何が違うの?D2Cの定義とマーケティングの関係

マーケティング用語として以前から言われている「BtoB(B2B、ビーツービー)」「BtoC(B2C、ビーツーシー)」。最近ではさらに「D2C(D2C、ディーツーシー)」という言葉まで出てきており、もはや当たり前のようにビジネス会話のなかで使用されています。

ですが、意外に意味をきちんと把握して使用していないために、社内外やチーム内での共通認識にズレが生じてしまう……、というリスクは否めないのではないでしょうか。

そこで、ここでは「BtoB」「BtoC」と比較しつつ、「D2C」についてご説明します。

BtoB、BtoC、CtoCとは

まずは、以前から存在する「BtoB」「BtoC」について、意味を確認しましょう。

【BtoBとは】

BtoBとは、“Business to Business(ビジネス ツー ビジネス)”の略称。「企業と企業との取引」(企業間取引)を指します。

たとえば、製造業者(メーカー)と卸業者・小売業者間の取引や、企業へのコンサルティング業、企業へのリース業などがあります。

※Businessには、企業だけではなく「個人事業主」も含まれます。

【BtoCとは】

BtoCとは、“Business to Consumer(ビジネス ツー コンシューマー)”の略称。Consumerとは「消費者」の意味のため、「企業と消費者との取引」を指します。

代表的なイメージでは、小売店舗と消費者との売買取引。実店舗からECサイトまでを含む、一般消費者との取引全般が該当します。

※Businessには、企業だけではなく「個人事業主」も含まれます。

ちなみに、メルカリやヤフオクなどのフリマサイトでの「消費者と消費者の取引」は、“Consumer to Consumer(コンシューマー ツー コンシューマー)”の略として「CtoC(C2C、シーツーシー)」と言います。

D2Cとは

では、D2Cとはどのような取引を指すのでしょうか。

D2Cとは、“Direct to Consumer(ダイレクト ツー コンシューマー)”の略称。「企業と企業との取引」(企業間取引)を指します。

ダイレクト、つまり「消費者に直接(取引をする)」という意味ですが、これは先述の「BtoC」の一部の方法、という捉え方をします。

では、直接とはどういう範疇を指すかと言うと、「製造業者が卸など流通業者を通さずに、直接消費者に商品・サービスを販売して届ける」ことを意味するのです。

さらには、たとえば製造業者がSNSなどのメディアを使って「直接」消費者に販促活動をし、自社サイトやアプリに「直接」呼び込んだりすることも、「ダイレクト」に含まれます。

D2Cのさらなる意味

以上の説明から、「D2C=ECサイト」と思われる方もいるかもしれません。たしかにECサイトに消費者を直接呼び込む、という部分だけを取り出せは、そのようにも思いがちです。

ですが、まず1点目の違いとしては、「D2Cは自社商品のみ」を指します。つまり、他社製品も取り扱うセレクトショップのようなECは、D2Cには該当しません。あくまで製造業者が自社で企画・製造し、それを直接消費者に販売するのが、D2Cです。

さらに、2点目の違いとして、厳密にはD2Cは単に販売形態を指すのではなく、「直接消費者に自社製品・サービス・ブランドの良さを伝え、ファンになってもらう」までを含むマーケティング用語です。

そのため、「BtoC」という用語を使用する時と、あえて「D2C」という用語を使用する時とでは、話し手が差し示す背景が異なる、と判断できるのです。

ストーリーまで含むD2C施策

SNSが発展した昨今、消費者は単なるモノの購入ではなく、ブランドや商品が誕生した背景の深さ(=ストーリー)までもチェックし、購入欲求度や満足度の指標としています。

そのため、従来の効率性や機能性、コスパの良さばかりをアピールする商品づくりや販促方法ではなく、「D2C」を意識したマーケティング施策を行うことで、LTVの高い事業へと成長することが見込めるのです。

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