Google AdWords レスポンシブ広告の活用
2016年8月から導入された、Google AdWordsのレスポンシブ広告ですが、この機能を利用することで、メリットがあるということがわかってきました。
レスポンシブ広告のメリット①
表示枠の増加とクリック率のアップ
レスポンシブ広告はそれぞれのサイトの広告枠に合わせて露出されるので、入稿サイズに左右されるバナー広告に比べて、今まで表示されていなった広告枠に表示される可能性も増えるので、表示回数も多くなります。
また、表示方法も複数の種類から最適化されていくので、続けていくとクリック率に大きな変化が出てきます。
加えて、このレスポンシブ広告自体が、一般ユーザーにも浸透してきているので、Googleの広告で「見たことがある形」として、ユーザが受け入れ安くなっているのではないかと考えられます。
レスポンシブ広告のメリット②
無駄クリックの防止
バナー広告では、文字サイズを大きめに作成したりして、見やすくする必要がありましたが、レスポンシブ広告では、訴求内容部分はテキストでの表示となるので、ある程度内容を把握させてクリックさせることができ、購入意欲が少ない興味本位でのクリックが減るので、結果的にCPAが下がりやすくなります。
レスポンシブ広告のメリット③
バナー作成の手間が省ける
今までディスプレイ広告で使用するバナーを作成する場合は、複数のサイズを入稿することが必須とされてきましたが、レスポンシブ広告を使用することで、すべての広告枠に適した広告が出来上がるので、バナー作成の手間が大幅に削減されます。
レスポンシブ広告の作り方
ディスプレイ広告のキャンペーンで広告を追加する際に、「レスポンシブ広告」を選択し、下記の内容を登録していきます。
画像
画像は下記の3種類の登録ができ、ロゴは任意となっています。
Facebook広告などと同様に、画像内のテキスト面積が多いと審査が通らないケースがあるのと、イメージ画像のみの方がクリック率は上がりやすい傾向にあります。
また、事前に用意をしなくても、サイトURLを入力することで、WEBページ内の画像を引用して、トリミングができるので便利です。
①横向き
推奨サイズ(1200×628px) 最小(600×314px)
縦横比1.9:1
②正方形
推奨サイズ(1200×1200px) 最小(300×300px)
縦横比1:1
③ロゴ(任意)
推奨サイズ(1200×1200px) 最小(128×128px)
縦横比1:1
短い見出し 半角25文字
主に広告分とセットで表示されることが多いです。
長い見出し 半角90文字
主に単体で表示されることが多いので、見出し+広告文のイメージで作成します。
広告文 半角90文字
主に短い見出しとセットで表示されることが多いです。
会社名 半角25文字
会社名、商品名、サービス名を登録します。
最終ページURL
最終のリンク先URLを入力します。
上記を登録して保存してください。
通常の広告よりも審査期間が長い傾向にあるので、お急ぎの場合は早めの登録をお勧めします。