YouTube広告に便利!無料動画広告作成ツール「YouTube Video Builder」とは?
昨今のデジタルマーケテイング戦略に欠かせない動画広告。ですが、初心者の場合、いきなり動画を作成すると言われても、どうすればよいのか困ってしまうのではないでしょうか。
そこで2020年4月にYouTubeが公式に出したのが、「YouTube Video Builder(ユーチューブビデオビルダー)」という無料の動画広告作成ツールです。
YouTube Video Builderを使えば、動画作成の専門知識がなくても手軽に数秒(6~15秒)の動画広告を作成できるため、トライしやすく高い注目を集めています。
そこでここでは、YouTube Video Builderとはどのようなツールで、どのような作成方法なのか、概要についてご説明します。
YouTube Video Builderとは
YouTube Video Builder(ユーチューブビデオビルダー)がYouTubeからリリースされたのは、2020年4月です。これは2020年年明けからの世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大による、世界規模での消費行動の変化を受けてのものでした。
コロナ禍により多くの中小規模の企業が打撃を受けたことと、スマートフォンからの動画視聴規模が拡大していることを加味し、YouTubeがスモールビジネス向けに動画広告を簡単に自作できるようにYouTube Video Builderを無料で提供したのです。
そのためYouTube Video Builderは、難しい動画編集技術は必要なく、テキストと静止画をテンプレートに当てはめて作成する、簡易的な動画広告が作成できる仕様になっています。
作成した動画広告はYouTubeチャンネルに投稿でき、さらにはWebサイトへの埋め込み、SNSでのシェアなども可能です。
テキストと画像素材を用意すれば6~15秒の動画広告が無料で誰でも作成できるため、スモールビジネスでのブランディングに最適と言えるでしょう。
なお、作成した動画の所有権は「アップロード先の YouTube チャンネルの所有者であるご自身に帰属します」(Google広告ヘルプより)とのことです。
YouTube Video Builderで動画制作をする工程
※参照:Google広告ヘルプ『動画制作ツール(ベータ版)で動画を作成する』
①YouTube Video Builderの利用登録をします。
※事前に自身の「Googleアカウント」「YouTubeチャンネル」が必要です。
「Gメールアドレス」と、もし持っていれば「Google広告のカスタマーID」を入力し、プライバシーポリシーへの同意にチェックを入れて送信(Submit)します。
申請後、およそ3~5日後に登録完了のメールが届きます。
②
メール内にある“Go to Video Builder”をクリックすると、動画作成ページに飛びます。
③
縦型・横型レイアウトのテンプレートが表示されるため、選択して“Use layout”をクリックします。
※レイアウトによって画像やロゴの枚数やテキストの文字数が決まっています。
④
ブランドカラーやロゴ画像、静止画像、テキスト(画像ごとに指定可、フォント選択可)、音楽(YouTubeの無料オーディオライブラリから選択可)を当てはめていきます。
全ての項目が決まったら、“Create video”をクリックします。数分で動画が完成します。
⑤
プレビュー再生を確認し、編集したい場合は “Edit video”、完成なら“Save video”をクリックします。
これで完成です。YouTubeチャンネルへの投稿、Webサイトへの埋め込み、SNSでのシェアなどが楽しめます。
YouTube Video Builderで効率的なWEBマーケテイングを!
YouTube Video Builderを使えば、これまでプロの動画制作者に頼まなくてはいけないと思っていた動画広告が、(ある程度のレベルですが)簡単に自作できることがお分かりいただけたかと思います。
無料でここまでの動画広告が作成できるメリットは、これからのWEBマーケテイング施策において活用しない手はないでしょう。動画制作が初めての方こそ、ぜひ躊躇せずにトライしてみてください。
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