サイト構築 公開日:2016.06.20

フォーム一体型LPで転換率アップ

せっかくユーザーが購入する気になっているのに、入力フォームがややこしかったり、面倒くさくなって、途中でカゴ落ちするケースが多々あります。
特に一人あたりの購入単価が大きくなる定期購入では、カゴ落ちが多いと、とてももったいない状況が続くことになります。
そこで考案されたのが、フォーム一体型LP(フォーム一体型ランディングページ)です。

フォーム一体型LPとは?

04

フォーム一体型LPとは、従来のランディングページのカートに入れた後に遷移する、顧客情報入力フォームまでをランディングページ内に設置し、すべてを1ページで完結してしまおうと言うものです。
フォーム一体型LPはここ数年で注目されてきた新しいランディングページの手法で、フォーム一体型LPの導入によってランディングページの転換率がアップした事例が多々報告されています。
まだまだ日の浅いフォーム一体型LPですが、今後外せない項目になってくるでしょう。

ランディングページの目的を追及するフォーム一体型LP

ランディングページ制作の目的としては転換率を上げることですが、主なポイントの一つとしては、他のページに移動させずに、迷わせることなくスムーズに対象商品を購入させることです。
広告などからのアクセスしてきたユーザーに、広告と同じイメージのまま商品ページを読ませて購入意欲を煽り、そのままカートに入れてもらうというのが今までのランディングページの作り方でした。
そして、更にその目的をカートに入れた以降のページまでを含めて突き詰めたのがフォーム一体型LPです。
フォーム一体型LPによって、ユーザーがストレスなくアクションできるようになるので、ランディングページの転換率が上がりやすく、カゴ落ちも防ぎやすくなります。

フォーム一体型LPは注文完了までがストレートだからカゴ落ちが減少

フォーム一体型LPは全ての項目が1ページに収まっているので、大変シンプルでストレートに購入完了までを行わせることができます。
ここで、フォーム一体型LPのポイントをご紹介します。

フォーム一体型LPのポイント①
ページの移動が少ない

通常のカートであれば、新規購入の際、買おうと思ってカートに入れるボタンを押しても、複数のページを進んでいかなければ購入が完了しません。

■通常のカートの場合
商品ページ>個人情報入力>支払方法選択>配送方法選択>入力情報確認>注文完了

ページの移動に時間がかかることや、途中で間違えて戻ったりが面倒なので、その間に購入意欲が削がれて、「また今度でいいか」「もう一度ゆっくり考えよう」という時間を与えてしまい、結果カゴ落ちというもったいない事象が起こりやすくなっています。
それに比べて、フォーム一体型LPの場合は、カートに入れるボタンではなく、商品ページ内にすべての入力項目を設置されていることで、買おうと思ったらそのままページを移動せずに注文完了までストレートに進ませることができます。

■フォーム一体型LPの場合
商品ページ+全項目入力フォーム>入力情報確認>注文完了

フォーム一体型LPのポイント②
入力項目がまとめて見えるので入力しやすい

入力フォームが複数ページにまたがっていると、例えば配送の希望などはどこで入力すればいいとか、備考欄がどこにあるかなど、ページを進んで行かないとわからないことが多く、またそれによってページを戻らないといけないなど、煩わしい思いをすることがあります。
フォーム一体型LPの場合は、すべての入力項目が一覧で見えるので、どこに何を入力するかがひと目でわかりやすく、スムーズに注文完了までを行うことができ、カゴ落ちの確率が格段に下がります。

これからはフォーム一体型LPの時代へ

これからはフォーム一体型LPの時代へ

フォーム一体型LPが世に出てきてからまだ記憶に新しいですが、特に定期購入の見込める化粧品や健康食品などの単品通販においては、初回の申し込みが大変重要なので、フォーム一体型LPによって転換率を向上したり、カゴ落ちを防ぐと言った施策が重要になってきます。
ショッピングカートによっては、たとえ大手のものでも、このフォーム一体型LPが使えないものがまだまだ多く、リピートを狙う商材であれば、特にこのフォーム一体型LPの機能が付いているショッピングカートをおすすめします。

ショッピングカート各社の「フォーム一体型LP」への対応状況はこちらからご確認下さい。
>>定期購入ショッピングカートの選び方と各機能の比較

Pocket

あわせて読みたい記事