プロモーション リスティング 公開日:2016.05.12

WEB広告の種類と選び方

WEB広告の種類も幅広くなり、いざネットショップをオープンしてから、どのWEB広告にお金をかけたらいいか、迷っている方が多くいらっしゃいます。
そこでネットショップを運営するにあたって、効果的なWEB広告の媒体を種類別にざっくりと解説させて頂きます。

WEB広告の種類① リスティング広告(検索連動型広告)

ネットショップのWEB広告の中で、一番費用対効果を上げやすいのがリスティング広告です。
Yahoo!やGoogleで検索時に、通常の検索結果の最上部や側面、最下部にテキスト広告を掲出できます。
登録したキーワードに合わせて表示されるので、購買意欲の高いユーザーのみに絞って配信ができ、かつ1クリックごとの課金なので、無駄な広告費用が発生しにくい仕組みになっています。
代表的なGoogle AdWords、Yahoo!プロモーション広告(スポンサードサーチ)で国内のほとんどの検索エンジンをカバーできます。

WEB広告の種類② リターゲティング(リマーケティング)広告

こちらもよくリスティング広告と併用して利用されることが多いWEB広告です。
一度サイトに訪問したユーザーに対してマーキングを行い、他のサイトを閲覧している際にも、追いかけて何度も広告を表示させて、刷り込みを行います。
商品を購入しようとカートに商品を入れたまま離脱してしまい、購入完了に至っていないユーザーには特に効果的です。
代表的な媒体としては、Google AdWords、Yahoo!プロモーション広告(YDN)、Criteo等があります。

リターゲティング媒体

WEB広告の種類③ アフィリエイト広告(成果報酬型広告)

あらかじめ設定した条件で、購入完了に達したタイミングで課金が発生するWEB広告です。
アフィリエイト広告の場合は、1件あたりの報酬額を設定し、それに賛同したアフィリエイター(サイト運営者やブロガー)に商品を紹介してもらって初めて露出が始まります。
成果報酬なので、一見リスクがないように思われがちですが、毎月の固定費がかかるのと、ある程度の成果額の設定をしないとアフィリエイターに紹介してもらえないので、運用によって効果にかなり差が出てくるWEB広告です。
代表的な媒体としては、A8.net、JANet、楽天リンクシェア、アクセストレード、バリューコマース、AffiliateBなどがあります。

01

WEB広告の種類④ SNS広告

FacebookやTwitter、InstagramなどのSNS上で表示させるWEB広告です。
それぞれに特徴がありますが、年齢層や趣味などユーザーの特性を絞りやすく、他のWEB広告に比べて精度も高いので反応が見込みやすいWEB広告の一つになってきました。
上記のリターゲティング機能も設定できるので、リスティング、リターゲティング、アフィリエイトに次ぐ媒体として注目されています。

WEB広告の種類⑤ オーディエンスターゲティング広告

年齢、性別、趣味、趣向、家族構成など、自社のメインのターゲットになるユーザー層に絞ってWEB広告を配信する方法です。
Google AdWordsやYahoo!プロモーション広告(YDN)、その他DSP媒体で配信ができますが、リスティング広告やリターゲティング広告に比べると、購買意欲があるユーザーかどうかはあいまいなため、上記のWEB広告で目いっぱい予算消化した後に検討すべきWEB広告です。

WEB広告の優先順位

優先すべき広告

リスティング広告・リターケティング広告 > アフィリエイト広告 > オーディエンスターゲティング広告

ショップオープン当初のWEB広告の優先順位としては、リスティング広告とリターケティング広告を並行して配信して、アクセスを増やしてみてからサイトの販売力を解析します。
逆にいうと、リスティング広告とリターゲティング広告で効果的に売り上げが上がらない場合は、その他のWEB広告を出稿しても売り上げが上がる事はまずなく、サイトに問題があると判断しましょう。
その場合はWEB広告よりも、まず受け皿となるページの改善が優先されます。
アフィリエイト広告については固定費がかかるので、ある程度販売力がついて来てからの検討でもいいかと考えます。
また、リスティング広告やリターゲティング広告で目いっぱい配信した上でまだ予算があるようでしたら、オーディエンス型広告を配信し、ブランディンや訪問ユーザーの獲得を図ります。

WEB広告の基本はリスティング広告・リターケティング広告から

Pocket

あわせて読みたい記事