サブスクモデル、オンラインサロンとは?新しいビジネスモデルのメリットと気を付けるべき点は?
ここ数年で急激に認知度の上がったワードに「サブスク(サブスクモデル)」があります。また、サブスクと付随して、「オンラインサロン」というビジネスモデルも注目が集まっています。
とはいえ、実際には「サブスクって結局どういう意味?」「オンラインサロンとは何をどうするビジネスモデルなのか分からない……」といった疑問の声は少なくありません。
そこで、ここでは「サブスク」「オンラインサロン」について、ご説明いたします。
サブスクとは
まず、サブスクについて見ていきましょう。
サブスクとは、「サブスクリプション(subscription)」の略称であり、ビジネスモデルのひとつを指します。
元々は雑誌の定期購読(年間購読、など)を意味する言葉でしたが、現在では雑誌に限らず、音楽・映像データやソフトウェア、衣類や化粧品・食料品、自動車など、幅広い業種がサブスクリプションモデルを導入し、新しいビジネス方式として展開しています。
つまりサブスクリプションモデルとは、1か月や1年などの一定期間ごとに契約し、その契約期間内であれば該当商品を何度も利用できるシステムなのです。
サブスクモデルの事業者側のメリットは、毎月や毎年の安定した収益を見込むことができるため、今後のビジネス展開にある程度の予測を立てることができることが挙げられます。
またユーザー側にとっても、その都度商品を購入する手間が必要なく、好みのアイテムを好きな時にすきなだけ利用できるため、利便性が高いと感じられるのです。
オンラインサロンとは
では、「オンラインサロン」とはどのようなモノなのでしょうか。
オンラインサロンとはサブスクモデルのひとつであり、いわゆる「会員制コミュニティサービス」のこと。
月会費や年会費を払い会員になることで、求めている情報をオンライン上で定期的に手に入れたり、同じ価値観を持つ人々とオンライン(時にはリアルな場も含む)で交流できたり、場合によっては仕事の発注・受注のやりとりができたり、といったコミュニケーションを行うことができるのが、オンラインサロンのユーザーのメリットです。
また、オンラインサロン運営者にとっても、会員費という収益を得られるだけではなく、場合によっては運営者が求めている情報や技術をユーザー側から得ることもできるメリットがあります。
オンラインサロン運営の注意点
オンラインサロンのユーザーは、なんらかの「未来へのベネフィット」を見込んで定額の会員費を支払うため、なんといっても土台となる「企画」が重要です。
また同時に、オンラインサロンを開く際は、自身のサロンが「学びを提供する」「あるテーマに沿った情報を集めて発信する」「ファンの交流の場を提供する」「共同プロジェクトを運営する」、これらのどのパターンに当てはまるビジネス展開を行うのかを、明確にしておきましょう。
最初から運営者側の立場がぶれていては、ユーザーも会員費に対して得られるメリット・ベネフィットが見合わないと判断し、すぐに離脱してしまうからです。
オンラインサロンで成功するか否かの第一要因は、いかにユーザーにベネフィットを与えられるかの企画力です。そのことを念頭に置いて、オンラインサロンを開始しましょう。
サブスクモデルでビジネス成功を目指そう!
サブスクリプションやオンラインサロンなど、ビジネスモデルに関するワードはどんどんと増えていきますが、すべてのベースとして「ユーザーをいかにファンに育てて、長く愛用してもらえるか(=LTVを高める)」がビジネス成功の秘訣と言えます。
オンラインサロンにご興味があるなら、まずはどのようなサービスを持続的に提供できるのか、明瞭にして企画を組み立てていきましょう。
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