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プロモーション その他 更新日:2019.09.11

Yahoo!コンテンツディスカバリー(YCD)9月末で終了!レコメンドウィジェット型広告の仕組みと終了要因

先日発表された「Yahoo!コンテンツディスカバリー(YCD)、2019年9月30日をもって配信順次停止、サービス終了」のお知らせは、コンテンツマーケティングを行っているWEB・広告業界にとって大ニュースとなりました。

しかし中には、最近になってコンテンツディスカバリーについて知った、という方もいらっしゃるかと思います。

そこでここでは、コンテンツディスカバリーについて基本的な仕組みをご説明します。その次に、なぜYahoo!コンテンツディスカバリーが終了する動きとなったのかについて考察します。

コンテンツディスカバリー(CD)とは

スマートフォンが急速に普及したこの10年ほどで、インターネット広告の需要もまた比例して急激に高まり、様々な形態の広告がWEBサイトの至るところで見られるようになりました。

ヤフーもまた、複数の広告サービスの提供を行ってきており、その中のひとつが「Yahoo!コンテンツディスカバリー(略して「YCD」)」です。

この「コンテンツディスカバリー」とは、「レコメンドウィジェット型」と呼ばれるネイティブ広告形態を指します。

レコメンドは英語の“recommend”(意味は「おすすめ」)、ウィジェットは“widget”(意味は「小規模アプリケーション」)であることからも推測できるように、レコメンドウィジェット型広告は「(ユーザーの好みに合うと思われる)おすすめ情報を広告枠に表示する」広告のことです。

たとえば、Yahoo!ニュースの記事を読み終えたページの最後に、「おすすめコンテンツ(提供リンク)」として、複数の記事バナー画像が表示されます。この部分がYahoo!コンテンツディスカバリーなのです。

ちなみにYahoo!ニュースなどYahoo!関連ページのみならず、他のニュースサイトなどでも記事の下に「おすすめ記事(PR)」などと表記されて別記事へ飛ぶリンクバナーが表示されていれば、それはコンテンツディスカバリー(CD)です。

コンテンツディスカバリーは、ユーザーのそれまで行動(どのような記事を読んだり、どのようなサイトを訪れたりしているのか、デバイスの種類など)を分析し、最適なタイミングでユーザーが興味を持ちそうな内容の広告記事を紹介し、クリックさせることを目的にしています。

ただし、Yahoo!コンテンツディスカバリーには、非常に厳しい審査があります。

なぜなら、ヤフー提供の記事を読んだ後で「いかにも購入を促すような、全くユーザーのためにならないコンテンツ記事」に飛ぶような広告枠を表示していては、Yahoo!ニュースのブランドイメージ、もしくはヤフー全体の企業イメージさえも落としてしまう可能性があるからです。

そのため、Yahoo!コンテンツディスカバリーの審査をパスするためには、ユーザーが記事タイトルを見て「知りたい」と思った情報をきちんと掲載していることが必須なのです。

サービス終了の要因

ではなぜYahoo!コンテンツディスカバリーはサービス終了となってしまったのでしょうか。

推測される要因のひとつとして、コンテンツマーケティングが普及し過ぎたための「リンク先コンテンツの質の低下」があるかと思われます。

先述したように、リンク先コンテンツの質が悪ければ、広告バナーを「おすすめ」として表示しているYahoo!サイト全体への不信感につながります。

2019年6月から「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク」(YDN)においても、アフィリエイトサイトに誘導する広告の出稿を禁止したことを踏まえても、ヤフーがこれまでの広告配信全般の見直しを図っていると推測できます。

新しい広告サービスの幕開けに期待!

今後ヤフーがどのような新しい広告サービスを提供するのかは、現時点では不明です。

ですが新しい体制を整え強化するための前段階として、質のキープが難しくなってきていたコンテンツディスカバリーを終了したのであれば、今後はハード・ソフト両面において、ユーザーにとってより有益で利便性も良い広告サービスが構築されると期待できますね。

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