LINE Ads Platformとは|表示のされ方とターゲティングの種類
広告運用に携わっている方は目にする機会が多いであろう「LINE Ads Platform」。ですが、内容を良く知らないから実際にはまだ活用していない、というECサイト担当者の方の声は珍しくありません。
そこで、ここでは「LINE Ads Platform」についての基本的な情報を、簡単にまとめました。導入を検討する入口として、ぜひご一読ください。
LINE Ads Platformとは
LINE Ads Platformとは、LINE株式会社が提供する運用型広告配信プラットフォームを指します。頭文字を取って「LAP」(ラップ)とも呼ばれます。
LINEは、日本国内のみで月間アクティブユーザー数が「8,000万人以上」(※)、日間・月間アクティブ率が「86%」(※)という、SNSで国内最大のユーザー数(※※)を抱えており、マーケティング施策を実施する上で有効な場と言えます。
※参照元:2019年12月期第1四半期 決算説明会
※※他SNSについての参照データ
Facebook:月間アクティブユーザー数:2,600万人(2019年4月)、月間アクティブ率:56.1%(2015年6月)
Twitter:月間アクティブユーザー数:4,500万人(2017年10月)、月間アクティブ率:70.2%(2015年6月)
Instagram:月間アクティブユーザー数:3,000万人(2019年3月)、月間アクティブ率:84.7%(2015年6月)
基本のコミュニケーションアプリである「LINE」をはじめ、複数のLINEファミリーアプリ(LINE NEWS、タイムライン、LINEマンガなど)、さらには多数の3rd party アプリにも広告配信が行えるため、多方面からユーザーに働きかけることが可能なのが特徴です。
トークリスト最上部にも広告配信
LINEで最もスタンダードに使われるトーク画面においても、広告配信することができるのが「LINE Ads Platform」のメリットのひとつ。
※画像出典(赤枠追記):LINE株式会社媒体資料2019年10-12月_ver.1.0.pdf
なぜなら、LINEの性質上「アクティブ性の高い」、つまり頻繁に活用されるトーク画面の上部エリア「Smart Channel」に広告表示されれば、必然的にコンバージョン率も高く期待できるからです。
LINEショッピングにも広告配信可能に!
「LINE Ads Platform」自体は2017年6月から開始されていますが、2019年9月からは新たに配信面として「LINEショッピング」が加わりました。
LINEショッピング利用者は、女性の比率が「74%」、年齢別では「25-44歳:78%」という数字がLINEの公式発表にて公開されているため、この層に合った商材の広告を配信すれば、有効かつ効率的に成果が出る予測が立てられます。
ターゲティングの種類は?
年齢・性別・地域・興味関心においてセグメントできるため、それぞれターゲットを指定して、配信対象と掛け合わせて配信をすることができます。
たとえば「興味関心セグメント」では、18種類のインタレストカテゴリより指定配信ができ、さらに自動車に関しては、さらに9車種の指定配信ができる特徴があるのです。
また、「詳細設定セグメント」では、「配偶者・子供の有無」「携帯キャリア」「テレビ視聴頻度」を設定できます。
ただし、これらセグメントの判断基準は、LINEユーザーが登録した性別、年代、エリア情報とそれらのユーザーの行動履歴をもとに分類した「みなし属性」となる点に注意が必要です。
LINEユーザー数の多さが圧倒的
運用開始以降、公式発表にて8,000を超えるサービス・ブランドに利用されている(2019年5月末時点)「LINE Ads Platform」。広告配信を念頭に置いている方にとっては、ユーザー獲得機会を得られる魅力的なツールではないでしょうか。
別記事では、「LINE Ads Platform」を実際に活用する際に必要なクリエイティブと、アカウント開設手順についてご説明します。
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